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NTTドコモ、LTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応モバイルWi-Fiルーター2製品を発表。BF-01CとL-09C

NTTドコモは16日、次世代通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したモバイルWi-Fiルーターを2製品発表した。バッファロー製「BF-01C」とLGエレクトロニクス製「L-09C」で、前者は7月~8月、後者は6月~7月に発売予定。BF-01Cはバッファロー製モバイルWi-Fiルーター「BF-01B」の後継機種にあたり、デザインはほぼ同じで、サイズに至っては具体的数値も同じだ。Xi、FOMA、無線LAN、有線LANの4種の回線に対応し、ネットワーク連携機能やメディアサーバ機能も搭載する。ネットワーク連携機能では簡易NAS(ネットワーク接続型ストレージ)と自動コンテンツ送受信をサポートする。同時接続可能なWi-Fi機器の台数は6台まで。

左:BF-01C、右:L-09C

一方、L-09CはBF-01Cよりも手頃なモデルになり、モバイルWi-Fiルーター機能に特化している。両者から選択する際は価格、機能、デザインなどで比較することになると思うが、より単純なWi-Fiルーターでよいという方はL-09Cで十分だろう。デザインはBF-01Cと比べると縦に長く、外観だけではモバイルWi-Fiルーターには見えにくい。このスタイリッシュなデザインも特徴だ。ネットワークはXi、FOMAに対応し、最大10台までのWi-Fi機器を同時接続可能。

それぞれの連続動作時間はBF-01Cが3Gの場合に6時間、Xiが約4時間、L-09Cが3Gの場合に約8時間、Xiが約6時間。それぞれ重さはBF-01Cが約130g、L-09Cが約156g。これらのことから想像できるように、内蔵バッテリー容量はL-09Cの方が大きい。L-09Cは2,700mAhのバッテリーを積む。連続待受時間はBF-01Cが約30時間で、L-09Cが約35時間。

L-09Cは基本的にWi-Fiルーター機能しかもたないので紹介はこの程度に止めるが、BF-01Cは前述したように付加機能が搭載されている。

ストレージを内蔵し、これを利用してコンテンツの自動ダウンロード、アップロードが可能だ。また、保存されたデータを、LAN側に接続した端末からデータアクセス可能とする簡易NAS機能を搭載する。加えて、内蔵ストレージに保存された画像や動画ファイルをDLNA対応機にて再生可能とするメディアサーバー機能も備える。

バッファロー製Wi-Fi機器にはお馴染みの簡単接続機能「AOSS」もサポート。無線LANの親機と子機のAOSSボタンを押すだけで手軽にWi-Fi接続ができるので、初心者などにも優しい。Androidスマートフォン向けのAOSSアプリにも対応する。

XiはLTE規格の次世代通信サービスで、受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの速度で利用できる。Xiエリア内の一部の室内施設では受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsが可能。

UPDATE
BF-01CとL-09Cを写真と動画でチェックする記事を新たに公開しました。下記リンクからどうぞ。
Xi対応モバイルWi-Fiルーター「BF-01C」と「L-09C」を写真と動画でチェック

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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