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| <▲写真:「PUTRIMS P66」> |
具体的な価格はAmazon.co.jpで通常価格が27,990円(税込、以下同)。しかし、9月11日時点ではタイムセールの10%引きで25,190円。また、PUTRIMSから特別に追加で10%割引となるプロモーションコードを発行してもらったので、それを使えば22,671円だ。加えてポイントも付くので、実質2万円台前半で買えることになる。筆者の場合は705ポイント付与なので、差し引きでは実質21,966円という計算になる。
特別割引プロモーションコードは「GAPSSP66」。「GAPSIS」の「I」が入っていないので間違わないよう注意して欲しい。プロモーションコードは商品をカートに入れた後、「お支払い方法」の項にある「ギフトカード、商品券、プロモーションコードを使用する」というリンクを開き、下図のように入力して適用すればいい。今回の場合だと2,519円割引が適用される。なお、プロモーションコードには有効期間があるので、期限切れには注意して欲しい。
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| <▲画像:プロモーションコードは「ギフトカード」の欄に入力して適用する> |
プロジェクターとしては低価格帯の製品ながら中価格帯に近い性能を持っている点がPUTRIMS P66の大きな魅力。しかも設計的に細かく配慮された部分もある。もちろん価格なりの妥協点もあるが、それはスピーカーの音質くらい。しかも音については対策もある。
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| <▲画像:「Google TV」搭載で高い利便性を確保。最大300インチ対応、各種オート調整機能搭載> |
新しいブランドから競争力ある製品が出てくるのは嬉しいニュースだ。
なお、本レビューで扱った実機はメーカーからの提供品だが、内容は率直に書いている。
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。
→Amazon/PUTRIMS P66製品ページはこちら
PUTRIMS P66のレビュー
PUTRIMS P66の概要
PUTRIMS P66の概要から紹介していきたい。PUTRIMS P66は、フルHD解像度で投影/出力できるプロジェクターだ。
明るさは最大1200ANSIルーメン、HDR10対応、オートフォーカス、オート台形補正、オートフィッティング(障害物回避・サイズ調整)といった自動補正機能も装備し、最大30Wのステレオスピーカーを内蔵している。
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| <▲画像:AIを活用した各種オート調整機能を搭載。比較的焦点距離が短いことで日本の住宅事情にも合う> |
比較的単焦点なので日本の住宅事情にもマッチしている。投影距離とサイズの主なパターンは下記の通り。
- 40インチ:1.04m
- 60インチ:1.55m
- 80インチ:2.07m
- 100インチ:2.59m
- 120インチ:3.11m
実用範囲は最大約300インチとされている。さすがに300インチを試すことのできる部屋がないので分からないが、PUTRIMS P66の出力は低価格機ながら暗い色を比較的深く表現できることもあり、大きいサイズでも薄くなり過ぎず、十分視聴できるかもしれない。
大きなサイズが実用できるかどうかは必ずしもスペック上の明るさやコントラストだけに左右されないので判断が難しいが、PUTRIMS P66は部屋の照明さえ落とせば、比較的大きなサイズでの視聴も十分可能だと思う。
また、投影距離、サイズを柔軟に調整できるように50%~100%の縮小機能も搭載されている。
上の例でいえば、2.59mの投影距離でも、実際には約50インチ~100インチの範囲でサイズ調整ができるということになる。
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| <▲画像:オートフォーカス、台形補正、サイズを含めたフィッティングは全てオートで可能> |
次にOSだが、PUTRIMS P66はシステムに「Google TV」を採用している。製品によってはプロジェクターのシステムOSとGoogle TVを分けているものもあるが、PUTIMS P66のような統合タイプの方が操作の面ではシンプルで分かりやすい。
Google TVなので「YouTube」「Netflix」「Amazonプライムビデオ」「Disney+」「Hulu」「Apple TV」「TVer」「ニコニコ」など様々な動画配信サービスをPUTRIMS P66単体で利用できる。リモコンにはマイクも搭載されているので音声操作も可能。
Wi-FiもWi-Fi 6対応と高速。Bluetoothは5.4対応で、イヤホン、ヘッドホンなどを手軽にBluetoothで接続できる。しかも、一応双方向接続に対応している。すなわちスマホで音楽を楽しむ際にPUTRIMS P66をBluetoothスピーカー代わりとして使うこともできる。
内蔵スピーカーは最大30Wのステレオスピーカー。
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| <▲画像:Bluetoothは双方向接続対応。360度回転スタンドによって天井投影にも対応> |
入出力端子は背面にまとめられていて、3.5mmオーディオ出力端子、USB端子、HDMI入力端子(ARC対応、HDMI CEC対応)が用意されている。また、PUTRIMS P66は外部アダプタータイプではないく、シンプルな電源ケーブルだけ。電源周りもさっぱりしている。
HDMI入力端子は4Kデータの入力にも対応している。例えば「PlayStation 5」や「Nintendo Switch 2」をゲーム機側の設定を4Kにして繋ぎ、PUTRIMS P66に入力することができる。この時、プロジェクターからの最終的な投影解像度はフルHD(1080p)にダウンスケールされるが、元が4Kの映像をダウンスケールする方がドット・バイ・ドットでフルHD to フルHDで出力するよりも綺麗に見える。
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| <▲画像:360度回転スタンド、入出力端子、スピーカー、キャスト機能対応などについて> |
また、PUTRIMS P66の本体は360度回転するスタンドと一体化していて、手軽に回転できる。真上や真下にも回転できる。
スタンドの底面には1/4インチのネジ穴が設けられているので、天吊りも可能だ。
PUTRIMS P66のパッケージと付属品
PUTRIMS P66のパッケージは写真の通り。![]() |
| <▲写真:「PUTRIMS P66」のパッケージ> |
内容物はPUTRIMS P66本体(スタンド付き)、レンズキャップ、マニュアルや保証書類、リモコン、電源ケーブル、HDMIケーブル、クリーニングキット。
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| <▲写真:「PUTRIMS P66」の内容物> |
リモコン用の単4形乾電池2本は付属していないので、別途用意する必要がある。
PUTRIMS P66の本体デザインとスタンド
PUTRIMS P66のデザインは非常にオーソドックス。スタンドを除く本体そのものの横幅が約19cmなので、かなりコンパクトに感じる。![]() |
| <▲写真:「PUTRIMS P66」の正面。幅は約19cmと小振り> |
表面は特にこだわった仕上げになっていないこともあり、全体的にプラスチック感が強く、高級感がある訳ではない。しかし、特に安っぽいということもない。正直、使い始めるとプロジェクターの外観の質感は気にならないと思うので、余計な部分にコストを掛けて価格が上がるより良いと思う。しかしレンズキャップは外れやすいので、もう少ししっかりとした設計にして欲しかった。
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| <▲写真:「PUTRIMS P66」のレンズキャップを外したところ> |
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| <▲写真:デザインはとてもシンプル> |
前述したように入出力端子類は全て背面に集中的に配置されている。
上段左から順に電源ボタン、3.5mmオーディオ出力端子、USB 2.0端子、リモコン受光部、HDMI入力端子、下段に電源コード端子だ。USB端子は、HDMI入力端子に「Fire TV Stick」などのドングルを繋ぐ場合は電源供給にも使えるし、USBメモリなどのストレージを接続して、その中に入っているファイルを閲覧することに使ってもいい。最大64GBまで対応している。
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| <▲写真:入出力端子類は全て背面に配置されている> |
電源コードは本体側に接続するプラグがL字型になっている。これによってプロジェクターを真上に向けたり、限りなく壁に近づけて設置できる。こうした細かい配慮は低価格機とは思えないほど。
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| <▲写真:電源プラグはL字型なので背面を限りなく壁に近づけた設置も可能> |
そしてエアフロー周りも考えられている。底面に排気口、レンズ面に対して見たときの右側面に吸気口が設けられている。
排気口が底面にあるため、プロジェクター後部を壁に近づた場合でも排気ペース確保の問題がない。
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| <▲写真:排気口は底面にある> |
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| <▲写真:吸気口はこちらの側面にある> |
しかも本体底面とスタンド間には排気に十分な距離が設けられている。
また、本体底面の排気口はカバーを外して自分で清掃可能。右側面の吸気口のフィルターもスライド式で取り出し、清掃できるようになっている。
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| <▲写真:排気口はカバーを外しての清掃が可能> |
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| <▲写真:吸気口のフィルターも清掃可能> |
スタンドは後部にスリットが設けられ、取っ手の役目を担う。
360度回転できるので、天井に投影することもできる。この時にもL字の電源プラグが活きてくる。
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| <▲写真:スタンドは360度回転できるため天井投影も可能。L字型電源プラグのおかげで背面のスペースも問題ない> |
スタンドの底面には1/4インチのネジ穴が1つ設けられているので、三脚や一脚で高さを稼ぐときに使ったり、天吊り使用時の固定にも利用できる。ただし、1点支持になる点には注意が必要。プロジェクターの重さは約2kg。
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| <▲写真:スタンドの底面には1/4インチのネジ穴が設けられている> |
PUTRIMS P66のリモコン
PUTRIMS P66のリモコンは赤外線タイプ。![]() |
| <▲写真:「PUTRIMS P66」のリモコン> |
赤外線受光部はPUTRIMS P66本体のレンズ面(正面)と背面(入出力端子がある面)の2か所に設けられているため、どちら側からでも操作できるようになっている。
プロジェクターを視聴者の前に置いても、後ろに置いても問題ない。
電池は単4形乾電池2本。
PUTRIMS P66の良い点の一つはリモコンがしっかりしていることだ。そんなの当たり前では? と思う方もいると思うので説明したい。
具体的な製品名までは出さないが、テレビ用のセットトップボックスのリモコンや、低価格プロジェクターのリモコンは結構平べったい設計の物が多く、剛性が低い。その場合、ボタンを押すとリモコンのボディ全体が微かに曲がるような感触が伝わり、操作もしにくい。
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| <▲写真:サイドから背面にかけてカーブを描いた形状> |
しかし、PUTRIMS P66のリモコンは適度な剛性を感じられ、操作しやすい。側面から底面に向けたカーブのRが十分採られていて、厚みも十分ある。持った時の収まりも良いし、悪くない。
PUTRIMS P66は、電源コードのL字プラグ、スタンド、リモコンの形状など、地味に見えるかもしれないが、細かいところに配慮が見られる。
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| <▲写真:リモコンの背面。手のひらにピッタリフィットして持ちやすい> |
ボタンは一通り揃っている。
最も使うであろうオートフォーカスボタンは、フォーカス、台形補正、フィッティングを一纏めで行ってくれる。これら一連のオート調整機能は、プロジェクター本体を動かしてスクリーンとの距離や投影状態に変化があったときにも自動的に働くが、リモコンでもいつでもワンプッシュで起動できる。
また、手動フォーカス調整ボタンを使って細かく調整することもできる。
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| <▲写真:YouTube、Netflixなど主要動画配信サービスのボタンも用意されている> |
コンテンツの面では「YouTube」「Netflix」「Amazon Prime Video」「Disney+」が独立したボタンとして用意されている。それらの動画配信サービスのユーザーであれば便利だろう。
Google TVや対応動画配信サービス、アプリについて
PUTRIMS P66のシステムはGoogle TVなので、対応する動画配信サービスは本当に多いし、ゲームアプリなどもある。Google Playストアから好きなアプリをインストールして使うことができる。![]() |
| <▲写真:「PUTRIMS P66」のホーム画面> |
対応する動画配信サービスのうち主要なものをリストアップした。下記の通りだ。
- YouTube
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Hulu
- Disney+
- U-NEXT
- Abema
- NHK+
- TVer
- FOD
- DAZN
- TELASA
- バンダイチャンネル
- Rakuten TV
- dアニメストア
- Lemino
- DMM TV
ゲームアプリもインストールできるが、PUTRIMS P66のストレージ容量は約4.6GBで、空き容量は約2.9GBなので、沢山入れるのは難しいと思う。しかし、用途の中心は動画配信サービスだと思うので、特に問題ないだろう。
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| <▲写真:「Google TV」のおかげで主要動画配信サービスには全て対応していると思う> |
また、コンシューマーゲーム機のリモートプレイ、クラウドゲーミングについても記しておきたい。
「PlayStation 5」の「PS Remote Play for TV」アプリ、「Xbox」の「Xbox Cloud Gaming」は非対応となっている。Xbox Cloud GamingについてはPUTRIMS P66だけが非対応という訳ではなくGoogle TV自体がサポートされていない。一方、PS Remote PlayアプリはGoogle TV向けに提供されているが、PUTRIMS P66には非対応なようでインストールできない。とはいえ、PS Remote Play for TVアプリはGoogle純正のGoogle TVですら操作遅延が発生しがちでまともにプレイできないこともあるので、対応していてもあまり意味がないとも思う。
スマホやタブレットなどからのキャスト機能についても触れておきたい。
Google TVなので勿論Chromecast同様、Castできる。AndroidスマートフォンでYouTubeアプリを操作してPUTRIMS P66にキャストして視聴できるのは便利だ。
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| <▲写真:YouTubeでのゲーム実況動画をキャストで投影しているところ。YouTubeはキャストが楽かもしれない> |
キャストは、スマホとPUTRIMUS P66で別のGoogleアカウントを使っていても構わない。例えば家族複数人でプロジェクターを使うときに、それぞれのスマホからキャストすることもできる。
いずれにしてもGoogle TVを採用したことで、非常に利便性が高いプロジェクターになっていると思う。コンテンツ関連の対応では文句無しだ。
オート調整機能
何度か述べたように、PUTRIMS P66にはフォーカス、台形補正、フィッティング(障害物回避とサイズ調整)といった自動調整機能が搭載されていて、リモコンのオートフォーカスボタンでそれらを一括して行うことができる。![]() |
| <▲写真:オートフォーカス処理中の投影画面。この後、必要に応じて台形補正、フィッティングも行われる。必要かどうかもオートで処理される> |
オートフォーカスと台形補正は文字通りの機能なので説明不要だと思うが、フィッティングは説明が必要かもしれない。
プロジェクターとスクリーンの間に障害物がある時に回避して、その内側にサイズを合わせたり、状況に応じて投影面を合わせてくれる機能だ。前述した、50%から100%のズーム機能も自動的に活用してくれる。
これらのオート調整機能は、リモコンのオートフォーカスボタンを押した時だけでなく、電源をオンにした時、プロジェクターを動かした時にも働く。不要であれば、それらをオフに設定することも可能。
一連のオート調整機能は、数秒程度で完了する。
フィッティングについては障害物がないと行われず、投影距離に準じた100%サイズでの投影となる。
オート調整機能の精度は特に問題なく、普通に機能する。
ただし、それは横向き、すなわち壁や一般的な直立のスクリーンに投影する場合の話。天井投影に関しては注意点がある。
色々な角度で試したが、壁と天井、すなわち水平と垂直では仮に投影面との角度が同程度であっても精度が変わるようだ。
壁に向けた投影の場合は、角度が変わっても、基本的に問題なく台形補正が行われる。ところが、天井に向けた投影だと、変な形に台形補正される場合がある。むしろ台形補正しないでくれ、というくらい。レンズの軸と投影面の角度が同じであれば、壁だろうが天井だろうが台形補正の仕方に変わりはない気がするものの、なぜか違う。
そのため、天井投影時に不適切な台形補正がされる場合は、面倒でも手動で補正するしかない。
手動での台形補正は、リモコンのメニューボタンを押して「画像補正」→「4点台形」と進めることでできる。
投影クオリティ
PUTRIMS P66の投影クオリティは価格を考慮すると十分に良いと思う。レンジの幅が広く、黒は真っ黒に近く、白は真っ白に近い。黒がグレーになったりせず、全体的に薄くならず深く表現できている点が良い。これによってある程度大きなサイズでの投影にも耐えられる。規格としてはHDR10にも対応している。
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| <▲写真:正直、写真では上手く再現できていないのだが、実物を見ると、もっと投影画像のクオリティは高い。ちなみに写真の映像はゲーム「フォルツァホライゾン6」。> |
ただし、できれば「明るさ」設定を「標準」から「高輝度」に変更することをお勧めしたい。
リモコンのメニューボタン→「アドバンスド設定」→「明るさ」と進めると、明るさを「標準」「省エネ」「高輝度」から選択できる。工場出荷時のデフォルト設定は「標準」だが、「高輝度」設定の方が明らかに画面全体がクッキリとして、諧調表現も良くなる。
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| <▲写真:明るさの設定は「標準」「省エネ」「高輝度」から選択できる> |
「標準」や「省エネ」設定だと、若干暗くなるので、諧調表現も少し甘くなる。それでも不満に感じるほどではないが、直接比較すると「高輝度」設定の方が全体的に豊かな描写になる。
もちろん、部屋の照明にも左右される。照明を完全に落とせば「標準」や「省エネ」設定でも「高輝度」設定並みのクオリティになる。
なお、「高輝度」に設定すると冷却ファンの回転数が上がり、明らかにファンの音が大きくなる点には注意したい。それでもひと昔前のプロジェクターと比べると普通のレベルなので、視聴時にはそれほど気にならないとは思うが、気になる場合は音量を上げたり、イヤホン/ヘッドホンを使ったり、プロジェクターの位置、視聴位置を変えるなど対策して欲しい。
プロジェクターの近くで視聴する場合でも、スピーカーの音量レベルを5以上にすれば「高輝度」設定時の冷却ファンの音は気にならなくなると思う。
なお、部屋の照明については、100%点灯状態、屋外からの太陽光が入る状態だと、全体的に表示が薄くなり、見にくくなる。そのため、明るい環境下でのテレビの代替品にはなり得ない。しかし照明を少し落とせば十分視聴できるレベルになる。
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| <▲写真:室内照明が100%の時。写真では投影画像周辺にも色がついてしまっているように見えるが、実際には明るい室内なので周辺は真っ白だ。しかし、投影画像部分の濃さはおおよそこの写真の通り> |
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| <▲写真:照明を30%程度落とした状態だと実用レベルになってくる。写真だと室内が暗く見えると思うが、実際には照明を若干落とした程度なので、もっと明るい> |
もちろん、照明を完全にオフにしたり常夜灯程度であれば、さらに高い品質で視聴できる。
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| <▲写真:照明を完全に落とすと完璧。ちなみにこの写真の環境は日中なので実は窓からの光が若干漏れている。真っ暗だと更にクッキリする> |
また、速い動きがあるシーンでのブレについては優秀で、十分なパフォーマンスが出ていると思う。アクションシーンが多い作品やゲームでも特にストレスなく視聴できると思う。
サウンド
PUTRIMS P66には最大30Wのステレオスピーカーが搭載されている。![]() |
| <▲写真:スピーカーは側面に設けられていて左右のバランスは良い> |
音量調整はリモコンのボタンで可能で、音量レベル0~15まで設定できる。
最大音量はかなりの物で、一般家庭用途では必要ないほどの大音量が出る。ビジネスでも会議室で使うには十分以上。音量レベル15はイベントくらいでしか使わないと思う。
逆に言えば、そういう用途を考えている方にも対応できる。
一般家庭で使用する範囲は音量レベル2~6くらいだと思う。
ステレオのバランスは良く、左右どちらかに寄ったり高さ方向でのアンバランスさも無い。落ち着いて聞くことができる。
しかし、音のクオリティはそう高くない。
まず全体的な印象が音量レベルで変動する。音量レベルが2、3だとボディ内にこもったような感じで、少し聞きづらい。音量レベルが7以上だと今度は反響が強くなり聞きづらい感じになる。一方、音量レベルが4、5だとハウジングとのバランスが良いようで、聞きやすくなる。
音量レベルによって音の聞こえ方が変わるので注意したい。
スピーカーから出る音そのもののクオリティは、解像度があまり高くないという言い方が正しいかもしれない。
とはいえ、ここ15年くらいは市販のテレビの内蔵スピーカーも貧弱なものが増えていて、別途サウンドバーやAVアンプ+スピーカーシステムを構築しないと満足できる音を体験できなくなりつつあるので、それを考慮すると、普通の音と言えるかもしれない。
基本的にドラマ、アニメ、映画、スポーツなどは見始めて熱中してしまうと、音のクオリティはあまり気にならなくなると思うので、PUTRIMS P66のスピーカーにも特に不満は抱かないかもしれない。一応、最低限のレベルはあると思う。
また、背面に設けられた3.5mmオーディオ出力端子は、使うイヤホンのインピーダンスにもよるが、比較的ホワイトノイズ(サーッという音)が入るので、気になる人は気になるかもしれない。
一方、Bluetoothイヤホン/ヘッドホン/スピーカーであれば、ホワイトノイズは無い。そのため、手軽にクリアな音質で視聴したいのであれば、Bluetoothイヤホン/ヘッドホン/スピーカーを使うのがベストだと思う。音自体のクオリティもBluetoothイヤホン/ヘッドホン/スピーカーだと解消される。
イヤホンやヘッドホンではなくスピーカーが良いという場合は、Amazonなどで15W前後くらいの小型のBleutoothスピーカーの内、口コミの評価が高いものを選べば良いと思う。本来、音は投影機であるプロジェクターよりもスクリーン付近から出した方が良いので、オススメだ。おそらく5万円程度の中価格帯のプロジェクターを購入するよりも、PUTRIMS P66+4,000円前後のBluetoothスピーカーの組み合わせの方が全体的なクオリティは高くなると思うし、トータルコストも安い。
→Amazon/Bluetoothスピーカーのページ
もちろんAVアンプを持っている方は、AVアンプ経由でPlayStation 5やNintendo Switch 2、Blu-rayプレーヤーなどをHDMIで繋げば最も良い音で視聴できると思う。
総括
実売2万円台前半で購入できるプロジェクターとして、PUTRIMS P66はオススメできる製品の一つだと思う。Google TVドングルですら単体購入しようとすれば1万円前後はする訳で、それに約1万円足すことでプロジェクターになると考えれば、かなりのコストパフォーマンスだと思う。![]() |
| <▲写真:「PUTRIMS P66」> |
HDMI入力端子が4K入力、ARC、CECにも対応している点も魅力。低価格機の場合は非対応のことも多いからだ。
そして投影クオリティについても基本的に深い色がしっかりと出ている点が良く、フォーカス、台形、フィッティングのオート調整機能もある。
唯一気になるのは内蔵スピーカーの品質。しかし、2万円台前半のプロジェクターに全てを求める訳には行かないわけだし、昨今はもっと高いテレビでも酷いサウンドの例が沢山ある訳で、そう考えると妥協できると思う。
高いクオリティの音を楽しみたいのであればBluetoothイヤホン/ヘッドホン/スピーカーを使うのが手頃な解決策。本格的な場合はサウンドバーやAVアンプをHDMIで繋ぐことだろう。
音に関してはエントリークラスのプロジェクターだと考えると些細な点だと思う。
それよりもGoogle TVによる利便性の高さ、投影映像のクオリティが必要十分以上あること、オート調整機能も揃っていること、HDMI入力関連の対応状況も良いこと、スタンドが360度回転すること、設計に細やかな気配りが見受けられることなどが魅力だ。




































