Androidニュース&アプリ情報メディア

【詳細レビュー】指輪で血圧も測れる時代に!「RingConn Gen 3」は完璧なスマートリングへと進化

スマートリング「RingConn Gen 3(リンコン ジェン スリー)」の実機レビューをお届けしたい。RingConn Gen 3は「RingConn」シリーズとしては第3世代に当たる製品で6月17日に予約受付開始済み、7月2日に発売予定となっている。

<▲写真:「RingConn Gen 3」のパッケージとリング>

RingConn Gen 3の概要はこちらの紹介記事を参照して欲しい。本記事は、その続きとして実際にRingConn Gen 3を使ってみた詳細レビューだ。

なお、RingConn Gen 3はAmazon、楽天市場、RingConn公式サイト、ヨドバシ、ビックカメラ、ヤマダデンキ等の家電量販店等で広く販売される。取扱店は公式サイトにある取扱店舗ページで調べることができる。

<▲写真:「RingConn Gen 3」>

また、本レビューで使用しているRingConn Gen 3はメーカー提供品だが、レビューは完全に自由に行っている。



RingConn Gen 3のレビュー

RingConn Gen 3のパッケージと付属品

まず本レビューで使ったRingConn Gen 3のカラーはブラッシュドシルバー(Brushed Silver)で、サイズは11。

<▲写真:「RingConn Gen 3」の「ブラッシュドシルバー」>

パッケージは写真の通り。RingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airとはまた異なるデザインで、今回は右にツマミがあり、引き出すスタイル。

<▲写真:3機種のパッケージを並べた所。左から順に「RingConn Gen 2」「RingConn Gen 2 Air」「RingConn Gen 3」>

<▲写真:「RingConn Gen 3」のパッケージ>

RingConn Gen 3の付属品はRingConn Gen 3のリング本体、充電ケース、USBケーブル(Type-C to Type-C)、クイックガイド、取扱説明書。マニュアル類は日本語の記載ページも用意されている。

<▲写真:「RingConn Gen 3」の付属品>



RingConn Gen 3のデザインと耐久性

RingConn Gen 3のデザインは基本的にはRingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airと変わりなく、至ってシンプル。

<▲写真:左から順に「RingConn Gen 2 Air」「RingConn Gen 2」「RingConn Gen 3」>

しかし、今回のRingConn Gen 3ではカラーバリエーションにブラッシュドカラーが追加されている。ブラッシュドシルバーとブラッシュドローズゴールドの2色だ。全体では下図のように5色のカラーバリエーションが展開されている。

<▲写真:「RingConn Gen 3」のカラーバリエーション>

ブラッシュドカラーは、クルマのホイールなどにも見られる加工で、ペーパー研磨の目のような微細なラインが入ったような表面だ。一般的なマット加工のように見えつつ、薄っすらとしたブラッシュド加工目が見え、非常に質感の高い、高級感あるデザインだ。

<▲写真:「RingConn Gen 3」の「ブラッシュドシルバー」の表面>

デザインの好みは人それぞれながら、高級感があり、派手じゃないブラッシュドカラーは本当に優れたデザインであり、この点だけでRingConn Gen 3を選ぶ人も出てくるかもしれない、そう思えるほど良い。

<▲写真:「RingConn Gen 3」を斜めから見た所>

細かくデザインを見ていくと、リング外周と側面がブラッシュドシルバーで、角は面取りされている。この面取り部分は光沢がある。そしてそれらシルバー部分の素材はチタン合金。

一方、内側の面はブラックで、透明の医療用エポキシ樹脂でカバーされている。

<▲写真:リングの内側の面にはセンサー、端子などがある>

また、指の腹側にセンサーや充電端子などがある。

リングの幅は6.8mm、厚みは約2.3mmで、重さは2.5gから3.5g。重さに幅があるのは、リングサイズによって異なるため。サイズは6から15までの10種類。

<▲写真:「RingConn Gen 3」の幅は約6.8mm>

耐久性については、チタン合金は航空宇宙や医療などの分野でも使われていて、強度、耐久性、軽量性、生体適合性の高い素材なので安心だ。

さすがにワザとぶつけるようなことはしていないが、そうそう傷はつかないと思う。同じ素材が使われているRingConn Gen 2を使っていたときにも特に傷はつかなかったので、十分タフだろう。

また、金属とはいえ特別ヒンヤリする感じもないので、冬に手に取る時でも大丈夫だろう。

<▲写真:内側の面には2つの球状の突起がある>

そして内側の面には端子やセンサーなどが載った基板があるが、医療用のエポキシ樹脂でカバーされ、その上にPVDコーティングもされている。これによって傷がつきにくく、摩耗しにくく、腐食しにくい。それでいて見た目もクリアで綺麗な質感で、手触りもツルツルしていて気持ちいい。

防水・防塵性能はIP68相当で、防水については10気圧防水(10ATM)でもある。

普段手を洗ったり、雨にぬれたり、水泳をしたりといったレベルでは全く問題ない。しかし、動作温度は40度までとなっているので、一応お風呂には入れない方がいいかもしれない。実際には大丈夫だったとしてもだ。

なお、RingConn Gen 3の内面には2つの球状の突起がある。

<▲写真:突起のサイズはこのくらい。指に食い込むほどではない>

おそらくリングの回転防止用だと思うが、初めて装着するときには気になるかもしれない。しかし、指を圧迫するようなものではなく、装着時に違和感を覚えることもない。いずれにしても、サイジングキットを試すときに感触は分かると思う。


バッテリー持ち、充電ケースについて

RingConn Gen 3のバッテリー容量は下記の通り、サイズによって違う。

  • サイズ6~7:13mAh
  • サイズ8~11:15mAh
  • サイズ12~15:16.5mAh

RingConn Gen 3のバッテリー容量はRingConn Gen 2より僅かに増えている。

そのため、僅かにRingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airよりもバッテリーの持ちが良い。カタログスペックだとRingConn Gen 2は最長12日間、RingConn Gen 2 Airは最長10日間、RingConn Gen 3は最長14日間となっている。

ただ、私は「血管ヘルス傾向」(血圧測定を伴う指標)もモニタリングしているから消費電力が微妙に大きいのかもしれないが、正直、RingConn Gen 2と大差無い気はする。概ね11日前後持つといった感じだ。

そしてRingConn Gen 3には充電ケースが付いてくる。

<▲写真:充電ケース>

充電ケースには500mAhの容量のバッテリーが搭載されている。リング内蔵バッテリーと比べる意味がないほどの大容量であり、何回もリングを充電できることは容易に想像できると思う。

実際、充電ケースも含めると150日以上バッテリーを持たせることができるという。

<▲写真:充電ケースの背面。ケース自体の充電にはUSB Type-C端子を使う>

充電ケース自体の充電には付属のUSBケーブルや市販のUSB Type-Cケーブルを使えばよく、アダプターも市販のスマホ用のものやPCのUSBポートなどを利用すればいい。充電ケースを残量0%から100%まで充電するには約2時間かかる。

充電ケースは蓋を開くと中央にリングを収める台座がある。リングを近づけると磁力でピタッと吸い付くように収まり、充電が始まる。

<▲写真:充電ケースの蓋を開けた状態>

<▲写真:台座にリングを近づけると磁力でピタッとくっつく>

なお、この充電ケースはRingConn Gen 3の他、RingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airでも使うことができる。


オフラインデータ保存期間とデータ転送について

RingConn Gen 3には内蔵ストレージがあり、ある程度は測定データを保存しておけるが、その期間には限りがあるので、定期的にスマホアプリを起動してデータを転送する必要がある。

RingConn Gen 3の場合は、10日間分のデータをリング内に保存しておけるので、少なくとも10日間隔ではデータをスマホに転送する必要があるし、できれば余裕を持って9日以内の間隔で行った方がいいだろう。

ちなみにRingConn Gen 2とRingConn Gen 2 Airのリング内データ保存期間は7日間なので、RingConn Gen 3は実用性が増していると言っていいだろう。

なお、データの転送はスマホアプリを起動すると自動的に行われる。


スマホアプリ「RingConn」について

スマホ用のRingConnアプリの概要についても見ていきたい。

まず、RingConnアプリはAndroid 8.0以降、iOS 14.0以降に対応している。ペアリングやデータ転送はBluetoothで行い、Bluetoothは4.0以降対応。

RingConnアプリには「ホーム」「発見」「生活習慣」「プラン」「マイページ」というタブがあり、画面下に配置されている。

<▲画像:RingConnアプリのホームぺージ>

ホーム画面が基本で、データ概要をこのページだけで確認できる。

睡眠、ストレスレベル、バイタルサイン、アクティビティの概要をサクッとチェックできる。また、お知らせがある時にもホームページに表示される。

発見ページでは運動記録、睡眠時呼吸モニタリング、血管ヘルス傾向のデータを見ることができる。運動と睡眠時呼吸モニタリングはRingConn Gen 2でも利用できる機能だが、血管ヘルス傾向は本記事執筆時点ではRingConn Gen 3のみだ。

<▲画像:RingConnアプリの「発見」ページ>

睡眠時呼吸モニタリングと血管ヘルス傾向は、データの測定、分析を始める前に初期設定を行う必要がある。RingConn Gen 3を買って初期セットアップを行った直後から睡眠時呼吸モニタリングと血管ヘルス傾向の測定も始まる訳ではないので注意して欲しい。それらの機能についての詳細は後述する。

生活習慣ページでは生活習慣スコアを確認できる。ここは、RingConnが計測してきた様々なデータを生活習慣という面から分析・表示してくれるページ。

プランページではユーザーが目標とする計画を作成し、それに対する達成可否などを簡単にチェックできる。例えば睡眠は毎日6時間取りたいとか、運動目標はこれくらいだとか。別に作成しなくても支障はない。

<▲画像:プランページ>

マイページではリングと充電ケースの現在のバッテリー残量を見たり、リングの設定変更を行ったり、健康アラート機能やアプリの設定変更を行ったりできる。

<▲画像:マイページ>

結構便利というか気が利いているのはユーザーガイド。新興の海外メーカーとは思えないほど、ちゃんとした日本語で収録されていて、いつでも手軽にチェックできるようになっている。地味に見えるが、こういう要素を軽視せずにキメ細かく用意しているのは好印象。

<▲画像:「ユーザーガイド」>

実際、「リングを無くしてしまったけど、どうやって探すんだっけ?」みたいな状況は普通に起こりうると思う。困った時に、分かりやすい日本語マニュアルを手軽にアプリでチェックできるのはありがたい。

また、RingConnアプリには、ちょっとしたゲーム性要素としてバッジ機能がある。

<▲画像:マイバッジ>

累計着用日数が10日経ったよ、というバッジや、睡眠レベルがいくつになったよ、みたいな機能だ。


運動(アクティビティ)について

運動(アクティビティ)についてはRingConn Gen 2と同じなので、RingConn Gen 2のレビュー記事も参照して欲しい。ここでは軽く触れたい。

運動についてはRingConn Genシリーズでは、2026年6月21日時点では下記の種目の記録・分析に対応している。

  • アウトドア ウォーキング
  • アウトドア ランニング
  • 室内ランニング
  • インドア サイクリング
  • アウトドア サイクリング
  • インドア ローイングマシン

私の場合はウォーキングくらいしかしないので十分だが、サッカーやバスケ、水泳などの運動記録や解析もしたいのであれば、スマートウォッチを選択することになるだろう。

<▲画像:ウォーキングの記録例>

とはいえ、スマートリングの使用目的の多くは睡眠記録と生体データの分析だと思うので、運動サポートはこの程度で十分な気がする。

また、普段の歩数、立ち上がった回数などの記録は運動記録とは別に自動記録される。


睡眠記録と睡眠時呼吸モニタリングについて

睡眠記録はRingConnシリーズの最も重要な機能だと思うし、ユーザーの多くのメイン目的ではないかと思う。

私自身、睡眠記録目的でRingConnを装着している。

まず、RingConnでの睡眠記録は自動的に行われる。記録開始と終了の操作をする必要はない。これはメインの睡眠だけでなく、短時間の仮眠についても同様で、寝ていると判断されていれば、自動的に睡眠記録される。この睡眠の開始・終了の記録精度は高く、正直感心する。

<▲画像:睡眠記録のデータ>

万一、睡眠開始と終了の時間が違っていた場合には、後から編集で変更することもできるので、正確性を完璧にしたい場合はそうすればいい。しかし、その必要は基本的に無いと思う。

睡眠中の段階についても詳しく記録され、「覚醒」「レム睡眠」「浅いノンレム睡眠(コア睡眠)」「深いノンレム睡眠」の4段階でチェックできる。さすがに寝ている本人は細かい状態を覚えていないので、正確性を確認する手段はないが、トイレに行った時間帯や、明確に眠れていない時間帯などを見ると、精度は十分良いと思う。

また、心拍数、酸素飽和度、心拍変動、呼吸率、皮膚温度の変化も自動記録され、手軽にチェックできる。

<▲画像:睡眠時の心拍数などもグラフで確認できる>

これら睡眠記録は標準設定のままで自動記録される一方、睡眠時呼吸モニタリングについてはデフォルトではオフになっている。

睡眠時呼吸モニタリングでは、睡眠時の無呼吸やいびきを監視できる。逆に言えば、睡眠時無呼吸について心配する恐れのない方や、そこまでは知りたくない場合は、オンにしなければいい。

睡眠時呼吸モニタリング機能をオンにすると、睡眠時呼吸スコア、低酸素血症リスクを監視、チェックしていくことができる。

ただ、睡眠時呼吸モニタリングを正確に行うには寝ている時の姿勢、リングを装着する指の状態も影響するようなので注意が必要だ。これはRingConn Gen 3によらず、睡眠時呼吸モニタリングを行う全ての機器で共通した注意点だと思う。

というのも、うつ伏せで寝て、口や鼻が枕や布団に多少押さえつけられた状態だと呼吸が苦しくなるのは当然だし、リングを装着した指を体の下に敷いたり、握り込んでいると正確に測れそうもないことも容易に想像できる。実際、アプリでも「横向きで寝る際は、圧迫される手にリングを装着しないでください」との注意書きがある。

例えば、私も「軽い疑い」と表示されたが、正直、自覚では通常姿勢での睡眠時無呼吸やイビキの懸念は全くないと思う。ではなぜ「軽い疑い」と表示されたのかというと、私が普段、うつ伏せで寝始めたり、その際、手を体の下に軽くしいてしまうためだと思う。うつ伏せになるのは寝始めが中心で、いつの間にか横になったり上向きになったりしているのだが、どう考えても、このせいだと思う。また、横向きになるときも、リングを装着した左側を下にすることが多い。

<▲画像:「睡眠時呼吸モニタリング」の画面例>

逆に私のような場合、うつ伏せや横になったりして手が圧迫された状態をチェックできるとも言えるし、あまり良い姿勢で寝ていないことにもなる。

いずれにしても、睡眠時呼吸モニタリングを行う場合には、姿勢も影響するので注意して欲しい。


血圧測定と血管ヘルス傾向について

さて、RingConn Gen 3の最大の進化点が血管ヘルス傾向機能だと思う。

<▲画像:血管ヘルス傾向についての説明>

血管ヘルス傾向では、血管・循環系の健康状態を手軽にチェックできる。その中で、血圧、体内リズム、血中酸素レベル、運動後の循環系の回復度、1日の循環系コンディションの安定度が分かる。

<▲画像:血管ヘルス傾向の画面例>

しかし、この血管ヘルス傾向機能はデフォルトではオフになっているので、利用したい場合には手動でオンにしよう。

また、最初に血圧測定についての校正を行う必要があるので注意して欲しい。RingConn Gen 3で測定する血圧データの正確性を高めるために必要な過程で、それには上腕式血圧計での測定データが要る。

<▲画像:「血管ヘルス傾向」の測定を開始する際の初期のステップ>

上腕式血圧計での血圧測定を毎日行う必要はないので、学校や職場、普段行きつけの病院などで手軽に血圧測定できるのであれば、それで構わないと思う。ただし、RingConnアプリで初期設定を行う5分前の血圧データを入力する必要があるので気を付けて欲しい。

例えば日中、職場や病院などで血圧を測り、帰宅後に「さて、測ってきた血圧を入力してRingConnでの血管ヘルス傾向の初期設定をやるか」と思ってもダメだ。日中の計測データと帰宅後の血圧は異なるので、校正には使えない。

そして気軽に利用できる血圧計が外に無い場合は、自分で上腕式血圧計を購入するしかない。

私はレビューのためにシチズンの上腕式血圧計を購入した。

<▲写真:シチズンの「CHUN380」>

型番は「CHUN380」(Amazonだと「CHUN3801」)で約5千円。私はヤフーで5のつく日に買ったので実質負担額は約4千円。Amazonでもセールタイミングを選べば似たレベルになると思う。

ただ、私と同じシチズンの上腕式血圧計を買われる場合は、一つ下のモデル「CHUN2701」も候補に入れた方が良いと思う。私は血圧計を買うこと自体が初めてでよくわからなかったが、後から考えるとCHUN2701で十分だった。

CHUN3801とCHUN2701の違いは、過去の記録データを30回分まで残せるか1回分か、という点と、別売りのACアダプターへの対応可否程度。一日に何回も測る訳でもないので単3形乾電池4本で全く問題ないし、過去の記録を振り返る必要もないから前回の分まで確認できれば十分だ。

<▲写真:シチズンの上腕式血圧計のラインナップ>

そのため、RingConnアプリの校正に使うだけとか、たまに測ってみるだけならCHUN2701がオススメだ。それならセール無しでも1,000円くらい安くなる。

シチズン CHUN3801 Amazonでの製品ページ
シチズン CHUN2701 Amazonでの製品ページ

また、RingConn Gen 3での血管ヘルス傾向の初期設定および測定開始の前に、何回か上腕式血圧計で血圧測定を練習しておくことを勧めたい。

自分でやってみて初めて分かったことだが、測定時の体の姿勢、腕の位置、高さ、そして測定前の状況(安静にしていたか、多少動いていたか、食事をしていたか、睡眠をしていたかなど)によって、血圧がかなり変わってくるからだ。

<▲写真:シチズンの血圧計のカフを腕に装着した所>

特に腕の高さやテーブル・机に腕を置く角度や状態で血圧がこれほど変化するなんて知らなかった。

血圧計では最高血圧、最低血圧、脈拍を測れるようになっていて、最低血圧と脈拍はまあまあ安定していて変動も少ないが、最高血圧は状態によって結構変化する。

そのため血圧計の説明書をしっかりと読んで、何度も測定練習をしてみてからRingConn Gen 3での血管ヘルス傾向の測定を開始することを勧める。

そして本題のRingConn Gen 3での血圧測定だが、注意点がある。

メーカー公式サイトには「本機能は血圧値を測定するものではなく、医療診断の根拠として使用するものではありません」と書かれているし、一般のウェブメディアでの紹介記事やレビュー記事でもそれをもとに「血圧は測定できません」と書かれているものがあるが、正確ではないので補足しておきたい。

メーカーが注意書きしているのは、RingConn Gen 3で測る血圧データは医療用の血圧計とは測定方式も違えば精度も異なるため、医療診断に使えるものではありません、という断りに過ぎないのだろう。これは医療機器ではない以上、当然必要な表記だ。

しかし、医療診断に保証できるレベルの血圧ではないにしろ、測れないのではなく、血圧は測れている。この点について、他のウェブメディアのレビュー記事で血圧は測れないと書かれていても、それは恐らく実際に血管ヘルス傾向を試していないからそう書いているだけだと思うので、誤解せず、心配しないで欲しい。RingConn Gen 3では血圧も測定できる。

まず、日中の血圧測定は自分のタイミングで任意にできる。

血管ヘルス傾向のページを下にスクロールすると、「記録」ボタンがあるので、それを押す。すると、任意で血圧を測定できる。ここで記録した血圧データは、「昼夜の循環負荷」という血圧変動グラフでも後から確認できる。

<▲画像:血管ヘルス傾向の画面例>

また、睡眠中については自動記録される。ただし、睡眠中の自動記録は、長時間の安静時のみとされている。

いずれにしろ、スマートリングで手軽に血圧を測れるというのは率直に凄いと思う。結構感動する。


振動アラートについて

RingConnシリーズ初の要素として、RingConn Gen 3では振動フィードバックモーターを搭載している。それによって振動アラート機能を利用できる。

<▲写真:「RingConn Gen 3」を装着した所>

振動アラート機能では、健康状態について何らかの警告があるとき、座っている状態が長いとき、バッテリー残量が減っているときなどに、RingConn Gen 3がビビッと軽く振動して知らせてくれる。

振動の強度は軽く、上品な感じ。

振動アラートの細かい設定はRingConnアプリの「マイページ」→「アプリ設定」→「通知設定」からできる。「バッテリー残量アラート」「リング装着アラート」はオンのままで良いと思うが、「座りすぎアラート」は個人的にはオフでもいいような気がする。というのも50分座っているだけでビビッと振動するのは個人的には頻度が多く邪魔だった。逆に、座りすぎ状態を普段気にしている方は、オンにしていた方が良いと思う。他にも「高心拍数アラート」もある。

<▲画像:通知設定画面>

ユーザーそれぞれが好みに合わせて設定変更すればいいと思う。


サブスクリプションについて

RingConnシリーズは買い切り型の商品なので、購入後に継続的にお金が掛かることはない。要するに、有料のサブスクリプションサービスに加入するような必要はない。アプリでも必要な機能はすべて無料提供されているので、RingConnの購入必要以外にはコストは掛からない。


まとめ

RingConn Gen 3は本当に良いスマートリングだと思う。実はRingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airのレビュー記事でも同じ評価をしたが、今回は血圧まで測れるようになって、もはや機能面は完璧だ。ブラッシュドカラーも安っぽさが皆無で落ち着いた上品さがあり、デザイン面での不満もない。

<▲写真:左から順に「RingConn Gen 2」「RingConn Gen 2 Air」「RingConn Gen 3」>

アプリもリニューアルしてデザインが垢抜けたし、日本語表記で変な所もない。

今後改善すべき点を無理やり挙げれば、運動記録の種目数を増やす程度だと思うが、正直、ほとんどの人がウォーキングとランニング、サイクリングに対応していれば十分だと思う。

なお、これからRingConn Gen 3やRingConn Gen 2/Gen 2 Airを購入する方への注意点として、最初のサイズ選びだけはシッカリすることをお伝えしておきたい。サイジングキットがAmazonでは1,000円で単品販売されていて、RingConn公式サイトでは希望すれば製品発送の前にサイジングキットを無料で送ってもらえるので、まずはサイジングキットを入手し、数日掛けてジックリとサイズを選び、ベストサイズを見つけてからRingConn Gen 3を購入しよう。

<▲画像:RingConnの現行ラインナップの比較表>

血管ヘルス傾向や振動アラート機能が不要ならRingConn Gen 2、RingConn Gen 2 Airで良いし、そうでなければRingConn Gen 3を選べばいいと思う。いずれにしても3機種とも優れているのでオススメだ。

情報元、参考リンク
RingConn Gen 3 サイジングキット Amazonでのページ
RingConn Amazonストアページ
RingConn Gen 3 楽天市場での製品ページ
RingConn Gen 3製品ページ
RingConn公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件