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「Xperia 1 VII」の販売が再開!原因特定及び対策完了

ソニーは27日、意図せず電源が落ちたり、再起動したり、そもそも電源が入らなくなるといった致命的な不具合が一部の製品で生じることが発覚したスマートフォン「Xperia 1 VII」について一時的に販売停止の措置をとっていたが、販売を再開したことを明らかにした。

<▲画像:「Xperia 1 VII」の不具合に対する再発防止策などについて>

また、同社は無償交換対応も実施しているが、一部のユーザーに対して交換品の用意に時間がかかったことについてもお詫びのコメントを発表している。

なお、本件についてまだご存じなかったXperia 1 VIIのユーザーは、対象品については無償交換の対応をしているので、こちらの記事等で情報を確認して欲しい。

それでは今回発表された内容について紹介していきたい。

Xperia 1 VIIの不具合への対策について

不具合の原因と対策

ソニーによれば、今回の不具合は、基板の製造工程において、温度や湿度の影響を受けたことにより、基板に不具合が生じたことが原因だという。

この問題への対策として、基板製造における管理基準を見直し、温度・湿度の影響を適切に制御する工程を追加。これによって、基板製造プロセスにおいて温湿度条件の変動があっても安定した品質を確保できるようになったという。


管理体制強化について

Xperia 1 VIIについて、今回影響を及ぼした原因が関連する類似工程や、機能に影響する各設定値の総点検も実施したという。加えて、今後の機種の製造においても、品質管理の強化を目的として、製品特性や状況に応じた点検体制を構築・運用していくという。

また、製造工程におけるリスク評価体制も強化するという。Xperia 1 VIIの交換用製品や現在製造している製品において、すでにこの体制の運用が開始済みとなっている。

情報元、参考リンク
ソニー/Xperia 1 VIIの不具合に対する再発防止策と品質向上の取り組みについて
ドコモオンラインショップ
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ソフトバンクオンラインショップ

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