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<▲画像:各種手数料の改定について(※特典については後述)> |
今回の改定は値上げとなる(※詳細は後述するが、ポイント還元措置はある)。その背景には昨今の物価高騰が挙げられている。各種費用の上昇によって、従来の手数料設定を維持することが困難になったということのようだ。
特に注意したいのはウェブでの手続き(ウェブサイトなどでインターネットを介しての手続き)の際の手数料だ。従来、ウェブ手続きでは、各種事務手数料は無料だった。ところが今回の改定後は3,850円(税込、以下同)が掛かるようになる。数百円であればまだ驚きは小さいかもしれないが、一気に0円から3,850円になるので、想定していないと驚くだろう。
一方、店頭での手数料は以前から3,850円が発生していた所、今回の改定で1,100円値上げされて4,950円になる。こちらについては1,100円の値上げは大きいとはいえ、元が0円ではなかった分、驚きは相対的に小さいだろう。
ただし、この高額の手数料負担を軽減する措置も用意されている。
対象は「PayPayカード」を利用している方で、条件を満たした場合「PayPayポイント」が還元されるので、対象手続きについては手数料の値上げを実質的に無かったことにできる。この特典も8月20日から開始となる。
用意される特典は2種類。条件を満たせば2つとも適用できる。
1つ目は1,100円相当のポイント還元。これは前述したようにPayPayカードで通信費を支払っている場合は基本的に該当する。2つ目は一部の手続きの場合に限られる特典で、ブランド間の乗り換えの場合、店頭だと3,850円相当のポイント還元、ウェブだと2,750円相当のポイント還元が行われる。
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<▲画像:特典について> |
ブランド間の乗り換えというのは、ソフトバンクからワイモバイル、ワイモバイルからソフトバンク、またはLINEMOからそれらなど、3ブランド間での乗り換えのことを指している。
ブランド間乗り換えについては、結局ソフトバンクのグループ内サービス間の変更であり、グループのユーザーであることには変わりないための特典だろう。
下に掲載したのが、これら特典を適用していない状態での手数料と、特典適用後の実質負担額を記した表だ。実質負担額については青字で書かれている。
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<▲画像:特典を適用した時の各種手数料及び実質負担額> |
普段、事務手数料についてはあまり意識することはないと思うし、特にウェブでの手続きの場合は従来は無料だったため、今後は注意したい。
情報元、参考リンク