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NTTドコモが住信SBIネット銀行を買収。65.81%の株式取得で連結子会社化へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)と住信SBIネット銀行は29日、住信SBI銀行が発行している普通株式を対象とする公開買付けを実施すると発表した。ドコモによる住信SBI銀行の連結子会社化を目的として、住信SBIネット銀行、三井住友信託銀行、SBIホールディングスとの4社で基本契約を締結し、さらには三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行との3社での業務提携契約も締結するという。

<▲画像:NTTドコモが住信SBIネット銀行を連結子会社へ>

公開買付けは5月30日から7月10日までの間、買付予定数の上限、下限を設定せずに応募株式の全ての買付等を行うという。

この公開買付けが成立した後の住信SBIネット銀行の持ち株比率は、ドコモが65.81%、三井住友信託銀行が34.19%になり、議決権比率ではドコモと三井住友信託銀行がそれぞれ50%ずつを保有することになる。

そして住信SBIネット銀行はドコモの連結子会社になる予定。

通信キャリアはそれぞれが銀行業に参入しているが、その中でドコモはそうではなかった。しかし、今回、住信SBIネット銀行を連結子会社化し、グループ内に取り入れることで、これまで以上に金融サービスとの連携が可能となるだろう。

ドコモは自らの顧客基盤、ドコモショップなどの多様なチャネルと、三井住友信託銀行の持つ、銀行経営、高度な信託サービスノウハウを組み合わせることで、住信SBIネット銀行のさらなる企業価値向上を目指すという。

なお、ドコモだけでなくNTTもSBIホールディングスとの資本業務提携を行うことを明らかにしており、NTTはSBIホールディングスに1,000億円規模の出資を行うという。

情報元、参考リンク
NTTドコモ/プレスリリース1
NTTドコモ/プレスリリース2

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