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<▲画像:「AQUOS wish5」。左から順に> |
日本の通信キャリアではNTTドコモが「SH-52F」の型番で6月下旬以降に、ソフトバンクが「ワイモバイル」において6月下旬以降に発売する予定。
カラーバリエーションは全部で5色。「MISORA(ミソラ)」「NADSHIKO(ナデシコ)」「WAKABA(ワカバ)」「YUKI(ユキ)」「SUMI(スミ)」。ドコモはこの5色を全て揃えるが、ワイモバイルではWAKABA(ワカバ)は無いので注意が必要だ。
さて、そのAQUOS wish5だが、ベーシックシリーズとはいえ、徐々にスペックも高まってきた。OSはAndroid 15で、プロセッサはMediaTekの「Dimensity 6300」、メモリは4GB、ストレージは128GB。メモリは4GBだが、仮想メモリを4GBまで拡張できるし、Dimensity 6300のパワーによって、一般的用途では十分なパフォーマンスで動くことが予想される。
ディスプレイは約6.6インチで解像度は1,612 x 720ドットの液晶で、リフレッシュレートは120Hz駆動に対応したもの。輝度も向上し、明るく滑らかで見やすい表示になったという。
バッテリー容量は5,000mAhで、バッテリーを長期的に使えるように劣化を防ぐための「インテリジェントチャージ」機能が搭載されている。この機能では、バッテリー残量が約90%に達すると充電を停止し、端末への直接給電に切り替える。すなわち、USBケーブルを繋げっ放しの状態でゲームなどをプレイしたとしても給電状態に過ぎないのでバッテリーを酷使することもない。実際、長く使えるだろう。
SIMカードは、nanoSIMとeSIMのデュアル対応で、外部メモリとしてmicroSDカードも使える。microSDカードは最大2TBまでサポートする。また、入出力端子としては3.5mmオーディオ端子も備えている。
ボディのタフさも魅力の一つで、防水・防塵のみならず米国国防省の物資調達基準である「MIL-STD-810H」に準拠した耐衝撃性能や耐コンクリート落下試験などをクリアする強度を持つ。
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<▲画像:ディスプレイや防水性能のイメージ> |
そして今回のAQUOS wish5では、スマートフォンとしては初めてとなる、本体を振るだけで大音量の警告音を発することのできる防犯アラート機能を搭載している。この機能はスマホを直接手に持った状態でなくとも使えるという。例えば、カバンやランドセルに入れたままでも振動によって反応するため、万一の場合でも即座に異変を知らせることができるという。
防犯アラートが発動したときの細かな機能は「キッズケータイ」などと同じく、事前登録した連絡先に自動で電話を掛けられたり、SMSで位置情報を発信できたり、といった形。
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<▲画像:防犯アラートや電話アシスタントのイメージ> |
また、昨今増えてきた特殊詐欺電話などへの対処機能もある。AIを活用した電話アシスタント機能で、AIが通話内容を解析し、不審な電話をブロックするという。また、AIは他にも便利に活用でき、留守番電話の録音内容をテキスト化してくれたりもする。
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