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Netflixが月額790円の新プランを導入。ベーシックと同クオリティ/機能で広告表示

Netflixは14日(日本時間)、動画配信サービス「Netflix」(ネットフリックス)において新しい料金プラン「広告つきベーシック」を11月より提供開始すると発表した。具体的な提供開始日時は11月4日(金)1時より。月初めではないので若干覚えにくいが、11月最初の週の金曜日からだ。

「Netflix」で新料金プランが登場!
<▲画像:「Netflix」で新料金プランが登場!>

料金は月額790円(税込、以下同)。

新プランを含めたNetflixの新しい料金プランラインナップは下記の通りとなる。

  • 広告つきベーシック:790円
  • ベーシック:990円
  • スタンダード:1,490円
  • プレミアム:1,980円

新しいプランとなる「広告つきベーシック」は、一応「ベーシック」というワードが入っているようにベーシックプランをベースとしている。文字通り、ベーシックプランに広告表示が入るようになるバージョンで、その分、ベーシックプランより200円安い。


ベースはベーシックプランなので、動画視聴時に再生可能な最大解像度が720p HDという点はベーシックと同じ。

気になる広告が差し込まれる頻度や長さだが、1時間の視聴において平均4~5分間とされている。細かく見ると、作品の再生前と再生中に15秒もしくは30秒の広告が流れるという。1つあたりの広告の平均長さを仮に22.5秒、1時間あたりの合計の長さを4分30秒と仮定して算出すると、1時間あたり12回広告が表示されることになる。30分だと6回だ。とすると、作品の再生前に2回、10分後に2回、20分後に2回という感じで、およそ10分間隔で2本ずつ広告が流れるような形かもしれない。

多いような少ないような、この辺りの感覚は人それぞれだが、少なくともテレビよりも多いということもないので、我慢できるレベルであることは確かだろう。

「Amazon Prime Video」や「Disney+」と比べるとNetflixは高額なので、どうしても気軽に加入しにくい部分があると思う。個人的にはNetflixの作品ラインナップは結構良いと思うので、一度加入すれば次から次に見たい作品は出てくると思うが、いきなり月額1,490円とか1,980円というのはハードルが高いと思う。

そのため、ひとまず790円で始められるというのは非常に良い提案だろう。最初は広告つきで全く構わないと思うし、そのまま「広告つきベーシック」継続で問題ないと感じる方も多いと思う。

一方、Netflixのヘビーユーザーになり、家族複数人での同時視聴をしたくなったり、作品をダウンロードして視聴したくなったり、1080pのフルHDや4K、さらには5.1chではなく「Dolby Atmos」での視聴もしたくなってくるとスタンダードプランやプレミアムプランへの切替が必要になる。

しかし、前述したように最初は「広告つきベーシック」が最も気楽だろう。

なお、「広告つきベーシック」プランは、日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、韓国、メキシコ、スペイン、英国、米国で順次リリースされる予定となっている。

情報元、参考リンク
Netflix/プレスリリース

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