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「dアカウント」がWeb認証とパスキー対応で「dアカウント設定アプリ」は不要に。2023年2月より

NTTドコモ(以下、ドコモ)は2023年2月を目途に「dアカウント」のログインにおいて新たな認証手段としてFIDOアライアンスとW3Cが推進する最新の国際標準技術Web認証と「パスキー」(Passkeys)に対応すると発表した。

新たなWeb認証のイメージ
<▲画像:新たなWeb認証のイメージ>

まず、現在ユーザーがdアカウントのログインにおいて生体認証などのパスワードレス認証を使用する場合には、「dアカウント設定アプリ」を用いて認証する必要がある。しかし、今回新たに導入される認証システムでは「dアカウント設定アプリ」を不要にできる。すなわち、ワンステップの削減となり、よりシンプルなフローで認証できるようになる。

例えば、ドコモオンラインショップやドコモオンライン手続きなどを行う際にdアカウントでログインするときに、「dアカウント設定アプリ」への遷移無しで、Webブラウザのみでの認証が可能になる。

そしてもう一つ新たに対応するパスキーについても同様に非常にシンプルな認証が可能となる。クラウドを介して、ユーザーのデバイスと同期してdアカウントのログインにおいてパスワードレス認証できる。そのため、機種変更時にパスワードレス認証の再設定も不要にできる。

おそらく2023年2月に新しい認証システムが導入される際には多少混乱を招くとは思うが、最終的には「dアカウント設定アプリ」のインストール/利用が不要になる分、楽になることが期待される。

情報元、参考リンク
NTTドコモ/プレスリリース

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