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auの「povo」改定。基本無料化(ベースのみなら最大128kbps)、高速データ通信容量は完全オプション化。3GBで990円など

KDDI、沖縄セルラーは13日、新サービス発表会を開催し、複数の新展開を明らかにした。その一つがオンライン専用プラン「povo」の改定。新たに「povo2.0」とバージョンが上がり、サービス体系が大きく変化する。それに伴い、従来型のpovoの新規受付は終了となる。povo2.0の提供開始は9月下旬以降となる予定。

<▲図:「povo2.0」の概要>

本記事ではpovo 2.0の詳細を見ていきたいが、最初に既存のpovoユーザーの扱いから紹介していく。既存ユーザーは自分のプランやサービスがどう変化するのか、何らかの手続きが必要なのか等、気になることがいくつかあると思う。

povo 2.0の概要

現行povoユーザーについて

現行のpovoは名称を「povo1.0」に変更してサービス存続する。前述したのはあくまでも新規受付が終了するという話に過ぎず、現行ユーザーは継続してpovo1.0を利用できる。逆に言えば、強制的にpovo1.0からpovo2.0に切り替えられるということはない。

というのも、後述を参照して欲しいが、povo2.0では料金プランの体系が根本的に変わり、もはや別プランといってもいいほどだ。体系を維持したまま料金が下がるといった変化であれば自動切替も問題ないと思うが、今回はそれには該当しない。

そのため、現行のpovo1.0のユーザーは何もしなければpovo1.0のまま。povo2.0へ切り替えたい場合には、手続きが必要になる上、若干面倒なことにSIMカードの変更まで必要になってくる。もちろんeSIMの場合にもeSIMの再設定が必須となる。


povo2.0について

povo2.0では、高速データ通信容量も「トッピング」化される。トッピングというのはいわゆるオプションサービスのこと。それに伴いベースプラン(基本プラン)は無料ということになった。ベースプランには国内音声通話サービスと国内SMS送受信サービス、そしてデータ通信サービスが含まれる。

国内音声通話は30秒あたり22円(税込、以下同)、国内SMSの送信は1通あたり3.3円での従量課金、受信は無料だ。データ通信は、高速データ容量のトッピングを購入しない場合には最大128kbpsの通信速度となる。一応はベースプランだけでも運用できる、ということになっている。

しかし、有料のトッピングが何も利用されない期間が180日間続くと利用停止もしくは契約解除の措置が採られる場合がある点には注意が必要だ。すなわち、サブ回線として契約するもほとんど使わずに長期間寝かせておくような使い方は難しい。最低限は有料トッピングを購入して使っていく必要がある。

<▲図:「povo2.0」のベースプラン>


高速データ通信容量のトッピングは「データトッピング」と名付けられ、必要に応じて最適だと自分が考えるものを選択して購入する。

<▲図:「データトッピング」のラインナップ>

他社の料金プランやauの現行プランなどとの大きな違いは、高速データ容量の使用期間が「1ヵ月間」に統一されているわけではないという点。今回のpovo2.0のデータトッピングでは、下記のようにデータ容量だけでなく、その使用期間まで異なる設定となっている。

  • 1GB(7日間):390円
  • 3GB(30日間):990円
  • 20GB(30日間):2,700円
  • 60GB(90日間):6,490円
  • 150GB(180日間):12,980円
  • データ使い放題(24時間):330円

例えば3GB(30日間)が990円というデータトッピングは、ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINEMO」の「ミニプラン」に対抗するものだろう。また、90日間や180日間のデータトッピングは、長期間分をまとめ買いすることで若干割引されている。一般の各種サブスクリプションサービスでも月払いと年払いとは、年払いの方が若干総額が安く設定されていたりするが、同じイメージだ。

通信速度は、購入したデータトッピングの容量を使い切るまでは原則として制限ないが、使い切った後は、前述したように最大128kbpsに制限される。しかし、使い切る前であっても「ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります」と注記されているように、大容量の通信を長時間継続的に行うような使い方には注意が必要だ。

また、トッピングは他にも用意される。

  • 5分以内通話かけ放題:月額550円
  • 通話かけ放題:月額1,650円
  • DAZN使い放題パック(7日間):760円
  • smash.使い放題パック(24時間):220円

音声通話を多く行いたい方向けの「5分以内通話かけ放題」や「通話かけ放題」は説明不要に近いと思うが、「DAZN使い放題パック(7日間)」や「smash.使い放題パック(24時間)」などは目新しい。これらは「DAZN」や「smash.」を指定期間使い放題できるトッピングで、短期的にサービスを利用したいといった要望に応えるものとなっている。

<▲図:新しいトッピングのリスト>



デビューキャンペーンについて

povo2.0登場を記念したキャンペーン「デビューキャンペーン」が実施される。このキャンペーンでは、期間中にエントリーした上でpovo2.0のデータトッピングを購入した方に追加データボーナスとして最大20GBが進呈される。現時点ではキャンペーンの期間は9月13日10時から終了日未定となっているので、慌てる必要はない。基本的にpovo2.0のユーザー皆へのボーナス進呈といったことになるだろう。

ただし、購入するデータトッピング次第で進呈ボーナス容量は変わる。

初回購入データが1GBの場合にはデータボーナスは300MB、3GBなら1GB、20GBなら10GB、60GBなら20GB、150GBなら20GBとなる。

<▲図:「デビューキャンペーン」におけるデータボーナス>

ボーナスデータ容量には消費期限が定められていることにも注意したい。データボーナスが300MBの場合には3日間、1GBだと7日間、10GBだと15日間、20GBだと30日間となっている。消費期限内に使い切れるかどうかも気になると思うが、データトッピング容量よりも先にデータボーナス容量が優先して消費されるので、おそらくあまり問題にはならないだろう。


新サービス発表会の動画

今回の発表が行われた新サービス発表会は下記のYouTubeで視聴できる。


情報元、参考リンク
KDDI/プレスリリース
povo公式サイト
au Online Shop

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