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ワイモバイル初のXiaomiスマホとして「Redmi 9T」を8月26日に発売へ

ソフトバンク及びウィルコム沖縄は19日、「Y!mobile(ワイモバイル)」の新商品としてXiaomi(シャオミ)製のAndroidスマートフォン「Redmi 9T」を追加すると発表した。発売日は26日の予定。Xiaomiの製品は「SoftBank(ソフトバンク)」ブランドでは「Redmi Note 9T」が2月26日に発売済みだが、ワイモバイルでは今回のRedmi 9Tが初となる。

<▲図:「Xiaomi Redmi 9T」がワイモバイルから登場>

とはいえ、Redmi 9Tは量販店や格安SIMでは2月に販売開始となっていることもあり、若干今更感も覚えるが、本体価格21,960円(税込)での投入とされているため、条件次第だと思うが実際には21,600円割引などによって360円程度での購入が可能だと推測される。すなわち、ワイモバイルに超低価格で入手できるスマートフォンの新たな選択肢が増えることになり、嬉しいニュースの一つかもしれない。

先行販売されている格安SIMでは例えば「OCN モバイル ONE」では現時点では1円、「IIJmio」では110円などの特価販売中のRedmi 9Tだが、仮に360円ならワイモバイルもそれらに並ぶ超特価だ。

なお、Redmi 9Tはいわゆるエントリークラスのスマートフォンだが、Qualcomm Snapdragon 662を搭載し、メモリが4GB、ストレージ容量が64GBと、微妙にミドルエンド寄りの基本構成となっている点が特徴。バッテリー容量も6,000mAhと、かなりの大容量。それもそのはず、ディスプレイ自体が6.53インチ(解像度2,340 x 1,080ドット)液晶と大きく、ボディサイズも約162.3 x 77.3 x 9.6mmと大きい。重さは約198gと、ギリギリ200gを切っているが、それなりに大きなスマホの一つだ。

また、低価格機ながらWi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)準拠と十分で、背面カメラも4眼構成と凝っていて、CMOSセンサーとレンズのF値などは下記の組み合わせだ。

  • メインカメラ:約4,800万画素、1/2インチ、F値1.79
  • 超広角カメラ:約800万画素、画角120度、F値2.2
  • マクロカメラ:約200万画素、F値2.4
  • 深度センサー:約200万画素、F値2.4

前面カメラは約800万画素、F値2.05のシングルカメラ。

生体認証は顔認証と指紋認証に対応し、指紋認証センサーは側面の電源キーに配置されているので使いやすい。

OSはAndroid 10ベースの「MIUI 12」で、もちろんGoogle Play対応なので、普通のAndroidスマホと同じ感覚で使える。ただ、MIUIは若干癖のあるメニュー体系なので、最初は少し迷うかもしれないが、先ほども述べたようにAndroidスマホとして普通に使える。

<▲図:本来はRedmi 9Tにはオーシャングリーンもあるが、ワイモバイルではカーボングレーのみ>

なお、Redmi 9Tには本来、「カーボングレー」と「オーシャングリーン」の2色が用意されていて、量販店や格安SIM各社では両方取り扱っているが、ワイモバイルではカーボングレーのみとなる点には注意したい。

情報元、参考リンク
ワイモバイルオンラインストア
ソフトバンク/プレスリリース
Xiaomi Japan/Redmi 9T製品ページ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    さすがにRedmi 9Tはこの製品に魅力を感じて購入したいと思っていた方は購入している可能性が高いとも思いますが、通信キャリアを乗りかえたくないという場合には諦めていた方もいると思うので、ワイモバイルのユーザーでRedmi 9Tを求めていた方にはグッドニュースですね。また、既存ユーザーでなくともワイモバイルでRedmi 9Tを使いたい方には乗り換えのタイミングになるかもしれませんね。

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