<▲図:「ChargeSPOT」の小型スタンド(左)とモバイルバッテリー(右のスマホの下にあるもの)> |
実証実験として提供開始となったChargeSPOT Passの利用料金は月額1,100円(税込、以下同)。実証実験は12月31日まで行われる予定。
対象ユーザーは福岡県の一部ユーザーだが、約15,000人を対象にChargeSPOT Passへの加入機能が有効化されるようなので、相当数のユーザーが利用可能なので、関心がある福岡県のユーザーはチェックしてみよう。
もちろんChargeSPOT Passでは福岡県内のChargeSPOTだけでなく全国各地のChargeSPOTのバッテリースタンドでモバイルバッテリーのレンタルと返却ができる。
<▲図:「ChargeSPOT Pass」への加入の流れ> |
ChargeSPOTのサービス開始時期は2018年4月であり、今では全国の駅、空港、商業施設、飲食店、コンビニ、公共施設などを中心に約26,000カ所にスタンドが設置されている。バッテリースタンドの種類は1つではなく、大型のものもある。二つ前に掲載した写真のものは小型のスタンドだ。
<▲図:「ChargeSPOT」の利用の流れ> |
ChargeSPOT Passの魅力を判断するには、月額1,100円という料金設定が基準になるだろう。
仮に半年間加入し続ければ6,600円になる。2ヶ月でも2,200円だ。単にコストのみで考えると、市販のモバイルバッテリーを購入した方が安いだろう。となると、コストとは別の魅力を見出す必要がある。それは日々携帯しなくてもいいという点だろう。モバイルバッテリーは容量によるものの、それなりに重く、かさばる。また、安心のために日々携帯しながらも、意外と使わない方も多いと思う。そのような場合、さらには生活圏にChargeSPOTのスタンドがあるのならChargeSPOT Passは便利かもしれない。
ただし、あまりに使う頻度が少ない場合にはChargeSPOT Passに加入せず、通常の都度課金でChargeSPOTを利用する方が出費を抑えられる。
結局、どのようなメリットを見出すかによって料金の判断は異なると思うが、そもそも今回のサービス提供は実証実験として行われるものであり、サービスの根本的なニーズ、加入者の属性・加入者数、料金の妥当性など、様々な情報を集めて検証を行うことになるのだろう。
いずれにしても、ChargeSPOTはスタンド設置場所がかなり増えてきていて、実際にいざという時に便利なので、サービスの強化・拡充は一ユーザーとしても注目したいところ。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除記事内でも触れましたし、他のサブスクもそうですが、料金と内容のバランスですよね。個人的には月額1,100円は高いかな、と思いましたが、例えば毎日コンビニに通う習慣があって、そこにChargeSPOTがあるとか、カバンは極力軽くしたいとか、色々な考えがあると思いますが、マッチする場合には良いですよね。どれくらいの加入者があるのか等、気になるサービスですし、ChargeSPOTは実際普及してきているので、色々なチャレンジに期待したいですね。