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サムスン電子、Galaxy A52、A52 5G、A72を発表。A72は光学3倍、デジタル30倍ズーム対応の背面クアッドカメラ搭載

韓国サムスン電子は米国時間18日、Androidスマートフォン「Galaxy A」シリーズの新機種を3モデル発表した。「Galaxy A52」「Galaxy A52 5G」、そして「Galaxy A72」だ。昨年4月発表の「Galaxy A51」「Galaxy A71」の後継機種に当たるモデルで、現時点ではグローバルでの発表にとどまり、日本市場への投入有無については不明ながら、Galaxy A51 5Gは日本でも通信キャリアが取り扱ったので、Galaxy A52シリーズもしくはA72も投入が予想される。


Galaxy Aシリーズは価格とスペックのバランスに優れたオーソドックな製品であり、Galaxyブランドにおいてグローバルでの出荷台数が見込める主力シリーズ。

Galaxy A52シリーズとGalaxy A72はデザインもスペックも共通した部分を多く持つスマートフォンだが、一目で異なる点はサイズだ。Galaxy A52シリーズは6.5インチで解像度が2,400 x 1,080ドットの有機EL(Super AMOLED Infinity-O)を、Galaxy A72は6.7インチ、2,400 x 1,080ドットの有機ELディスプレイを搭載する。リフレッシュレートは、Galaxy A52とGalaxy A72は90Hz、Galaxy A52 5Gは120Hz設定が可能となっている(下に掲載した動画参照)。


また、「Eye Comfort Shield」という、画面表示の色温度を調整し、目へのダメージを低減する機能も搭載されている。

<▲図:Galaxy A72>

ディスプレイサイズの違いに伴い、本体サイズも異なるが、上下の写真をご覧頂けば分かるように、デザインがほぼ同じなので、それぞれ単独で見ると違いが分かりにくい。

<▲図:Galaxy A52 5G>

Galaxy A52シリーズは約159.9 x 75.1 x 8.4mm、Galaxy A72は約165 x 77.4 x 8.4mm、重さは前者が189g、後者が203gと、やはりGalaxy A72の方が大きく重い。

OSはAndroid 11で、プロセッサはGalaxy A52がSnapdragon 732G(2 x 2.3GHz + 6 x 1.8GHz)、Galaxy A52 5GがSnapdragon 750G(2 x 2.2GHz + 6 x 1.8GHz)、Galaxy A72がSnapdragon 732Gとなっている。

メモリは4GB、6GBもしくは8GB、ストレージは128GBか256GBとなり、投入市場、取り扱う通信キャリアによって異なりそうだ。搭載バッテリーの容量はGalaxy A52シリーズが4,500mAh、Galaxy A72が5,000mAhとなっている。

際立った特徴はそれほどなく、依然としてオーソドックスな製品に見えるが、カメラ周りはやはり強化されている。

3機種とも背面にクアッド構成のカメラを採用。特にGalaxy A72では光学3倍、デジタル30倍までのズームが可能となっている。Galaxy A52シリーズだと最大でデジタル10倍まで。クアッドカメラのメイン部は約6400万画素のセンサーで、他に約1200万画素の超広角カメラ、約500万画素のマクロカメラまでが共通、そしてGalaxy A52シリーズでは約500万画素の深度センサーを、Galaxy A72では約800万画素の望遠カメラを搭載という構成だ。

本体は防水・防塵設計になっていて、カラーバリエーションはAwesome Black、Awesome Violet、Awesome Blue、Awesome Whiteの4色が公開されている。

情報元、参考リンク
サムスン電子/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    私が最初に購入した5Gスマートフォンがau向けの「Galaxy A51 5G」で、とても無難で良くできているので、個人的には大抵の人が同じGalaxyでもハイスペックな「Galaxy S」シリーズではなくAシリーズで十分ではないかと感じています。唯一の個人的なネックは大きさです。Galaxy A51 5Gも6.5インチディスプレイ搭載で、大き目の端末で、未だに慣れません。しかし、それを除けば良い製品で、順当に進化していればGalaxy A52 5Gも良い製品に仕上がっているものと予想されます。

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