本記事ではKDDI関連とauショップにおける感染者の情報、そしてauのサービス及びauショップにおける新型コロナウイルスへの対策、各自治体からの要請等への対応についてまとめて紹介したい。
なお、本情報は10日時点でのものなので注意して欲しい。
<au関連での新型コロナウイルス感染者について>
8日までにおいて、2名の陽性確認が取れている。
1名は6日に判明した販売スタッフで、もう1名はKDDI開通センターの委託社員だ。前者は長野県のauショップ塩尻広丘に勤務するスタッフ(ショップ自体の運営はTDモバイル、該当スタッフは中部テレコミュニケーションからの派遣)で、3月29日に体調不良(発熱)となり、4月6日に陽性が確認されている。直近での勤務日は3月28日と3月29日。該当店舗は一時休業し、消毒を行い、所管保健所への協力を行っている。
もう1名はKDDI開通センターの委託社員で、3月27日に体調不良となり、4月7日に陽性が確認された。最終出勤日は3月26日となっている。対象フロアの業務を一時停止し、保健所からの指導に基づく対応が行われている。
<auショップでの対応>
まず、auショップでは5月6日までの間、緊急事態宣言及び外出自粛要請が行われている地域の店舗では営業時間を短縮している。平日・休日問わず、11時から17時または12時から18時までの営業となる。ただし、一部に臨時休業中の店舗があるなど、店舗によって違いがあるので、詳しくは足を運ぶ可能性のある店舗のWebページ等で確認して欲しい。
また、来店するお客には、マスクの着用と、来店前に体温の測定をしてくることを依頼している。加えて、発熱、咳やのどの痛みなどの症状がみられる場合には、来店を控えるよう案内している。また、来店の際には事前に「来店予約」を行っておくことも必要だ。来店予約はWebページもしくはアプリから行うことができる。来店予約方法はこちらのページで確認して欲しい。
そして、ユーザー自身でWebや電話などで手続きできる内容については、自身で行うことが推奨される。
<お客さまセンターでの対応>
お客さまセンターでの対応についても平時とは異なるので注意して欲しい。平時と比べると受付体制が十分ではないため、電話が繋がりにくい可能性がある。また、一部の問い合わせ窓口を利用できない場合もあるという。そのため、やはりできればWebでの手続き等が勧められている。
<料金の支払い期限延長、失効ポイントの復活>
まず、料金支払い期限の延長措置が採られているので、2月25日以降が期限の料金を5月末まで延長できる。ただし、自動延長ではないので、希望する方は自ら申し出て、手続きする必要がある。また、3月中に失効したポイントがある場合、4月に再進呈されるので、失ったポイントが復活する。
<データ量無償化などについて>
25歳以下の方のauデータチャージ料金の無償化、データ使い放題プランの割引などが行われている。チャージ料無償化は最大で50GBまでだが、大抵のサービスの利用には十分だろう。同じく、25歳以下の方向けの割引も行われる。
<電子書籍の無料提供>
電子書籍サービス「ブックパス」における「総合コース」「マガジンコース」が4月末まで無料提供されている。
<寄付>
臨時休校中の子供とその家族の支援のため、社会福祉法人中央共同募金会の赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援募金」へ、2020年3月31日に1億円の支援金がKDDIから寄付されている。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/新型コロナウイルス感染者の発生について(PDF)
・KDDI/新型コロナウィルス感染症に伴うauショップの営業時間短縮並びに支援について
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