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WiMAX 2+ルーター最新機種「WX06」が登場! Wi-Fiで2.4GHzと5GHzの同時通信に対応!固定回線代わりにも便利!

UQコミュニケーションズは14日、WiMAX 2+に対応するモバイルWi-Fiルーターの最新機種「Speed Wi-Fi NEXT WX06」(NECプラットフォームズ製)を発表した。発売時期は1月下旬以降の予定。

<▲図:Speed Wi-Fi NEXT WX06>

大きな特徴はWi-Fiにおいて、2.4GHzと5GHzの同時通信をサポートしていること。一般的なホームルーターでは2.4GHzと5GHzの同時通信が可能なことは標準的な機能だが、WiMAXモバイルルーターでは初となる。さらに「WiMAXハイパワー」への対応、アンテナ性能を強化できるクレードルの存在などによって、家でパソコンやスマートフォン、タブレット、ゲーム機、テレビなど複数のWi-Fi機器をWX06に繋げて使うのも安心だ。WiMAX 2+、WX06を固定回線代わりとする用途にも十分対応できるだろう。


しかも、Wi-Fi機器は最大で16台まで同時接続できるので、ゲーム機やパソコン、テレビなどの数が多すぎない家であれば十分対応できる。

一方で、微妙な点もある。WX06はWiMAX 2+の通信に関しては下り最大440Mbps対応と、すでに販売中の機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」と比べて見劣りする(W06のレビュー記事はこちら)。W06はWiMAX 2+と「au 4G LTE」で同時通信することで下り最大1,237Mbpsに対応している。「au 4G LTE」を使わずにWiMAX 2+だけの通信でも下り最大558Mbpsに対応する。

とはいえ、実際に使う上ではあまり気にしなくても構わないだろう。W06は場所によっては実際に下り速度で200Mbpsを超えることもあるし、速いが、平均的には50から100Mbps出れば良い方だ。30Mbps程度であれば普通に出る。そのように理論値と実際は異なる。WX06も50から100Mbpsは普通に出るはずなので、実用上不満に感じる機会は少ないと考えられる。

それよりも前述したように、Wi-Fiで2.4GHzと5GHzを同時利用できる点はWX06を固定回線代わりに使う用途には非常に良い。

パソコン、スマートフォン、タブレットの場合には5GHz非対応の製品は少ないが、「ニンテンドー3DS」などのゲーム機を始めとした古い製品の場合には2.4GHzしかサポートしていないこともある。テレビやプリンターなども同様だ。2.4GHzと5GHzの製品が混在した家は結構多いと思う。その環境をカバーできるので、WX06はWiMAX 2+のホームルーター、そして固定回線の代わりにも十分使える。


しかも、別売りオプションのクレードルを使えば、WiMAX 2+とWi-Fi、どちらの電波も強化することができる。

ルーター自体の本体サイズは約111 x 62 x 13.3mmで、重さは約127gだ。

外出時はもちろん、家でもWiMAX 2+でインターネットを利用したいという用途には良い機種の登場だ。一方、家には光やケーブルなどの固定回線があり、WiMAX 2+は外出時のみ、というのであればSpeed Wi-Fi NEXT W06の方が良いだろう。

なお、UQ WiMAXオンラインショップでの販売価格は15,000円(税抜)だが、MVNO各社でもWX06は取り扱われ、それぞれ価格、キャンペーンなどが異なるので、購入の際にはGMOとくとくBB、So-net、BIGLOBEなど数社で比較検討することを勧めたい。

下にいくつかの事業者のキャンペーンページへの画像リンクを掲載しておく。

■UQ WiMAXオンラインショップ


■GMOとくとくBB




■So-net、BIGLOBE



【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/WX06についてのプレスリリース

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