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京セラの「かんたんケータイ」「BASIO」などシニア向け携帯が1000万台突破!

国内メーカーについて明るい話題が京セラから発表された。海外メーカーの攻勢、市場環境の変化など要因は様々だが、携帯電話を開発・製造する国内メーカーは徐々に減り、今や僅かだ。そのような中、京セラのシニア向け端末が好調なようだ。

<▲図:左から「BASIO3」「かんたんスマホ」「かんたんケータイ」>

同社は17日、シニア向け携帯電話・スマートフォンの累計出荷台数が1,000万台を突破したと発表した。

毎年のように新機種が出ることもあり、累計ではかなりの機種数になるが、それでも1,000万台突破というのは大きな数字だ。

現在展開されている最新のシニア向け端末は、au向けの「BASIO 03」や「かんたんケータイ KYF38」、ワイモバイル向けの「かんたんスマホ」などとなる(上図参照)。

また、過去に遡れば、2005年6月発売のau向け「簡単ケータイ W32K」が最初だ。以降、シニアユーザーが安心して利用できるように、音声の聞きやすさ、ボタンや表示文字の大きさ、基本的機能や操作性、デザインなどにこだわり、開発を続けてきたという。

京セラの製品はシニア向けに限らず、「スマートソニックレシーバー」による音声通話の聞きやすさ、耳への当てやすさ、タフな筐体設計といった共通した特徴を持つ。それらも魅力だ。

そこにシニア向けの工夫をこらした製品が前述の「BASIO 03」や「かんたんケータイ KYF38」などで、好評だというのは本当に話題だ。

シャープが鴻海傘下となって以降、通信キャリア向けに製品を供給する日本メーカーはソニー、京セラ、富士通しか残っていないので、今後も京セラ製品の好調に期待したいところだ。

ちなみにau向け「TORQUE」はシニア向け製品ではないが、同じく京セラ製で、アウトドアやスポーツを楽しむ方はもちろん、普通に日常使う上でもタフさを求める方にはオススメのスマートフォンだ!

【情報元、参考リンク】
京セラ
京セラ/プレスリリース
au Online Shop
ワイモバイルオンラインストア

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