同社の公式通販サイトのほか、ヨドバシカメラ、「FOX 阪急メンズ東京」で取り扱う。実店舗に関しては、ヨドバシカメラと同社の阪急メンズ東京店で購入できるので、通販だけの販売体制ではないのが嬉しい。
E-InkディスプレイはAmazonの「Kindle」シリーズのように基本的には電子書籍リーダー端末に採用されている電子ペーパーディスプレイだが、BOOXのようにAndroid端末での採用事例もある。それこそ最近ではNTTドコモの「カードケータイ KY-01L」もそうだ。
E-Inkディスプレイはソニーの電子書籍リーダー端末「Reader」シリーズの黎明期から筆者も非常に好んでいるものだが、一般的な液晶や有機ELなどと違い、発光しないのでとても目に優しい。紙と同じで明るい場所でないと見えないが、何時間読書をしてもPCと違って偏頭痛が起きないので筆者には手放せない。また、夜間読書用にライトを搭載するモデルもあったりする。
<▲図:BOOX Note> |
さて、今回はそのBOOXシリーズの下記モデルの取り扱いをFOXが行う。
・BOOX Note(10.3インチ):55,463円(税抜)
・BOOX Note Pro(10.3インチ):63,800円
・BOOX Nova Pro(7.8インチ):36,800円
また、純正ケースカバーも取り扱う。
BOOXが他の電子書籍リーダー端末と大きく異なるのは、Androidタブレットそのものでもある点だ。
すなわち、Google Playから普通にアプリをダウンロード/インストールできるので、さすがにゲームは無理でも画面のリフレッシュが少なくても問題のないアプリであれば普通に使えることだ。しかも、電子書籍データを自分でスキャンして作成(自炊)するユーザーに嬉しいのは、Google Playで配信されている様々な電子書籍ビューアーアプリを使えることにある。
Webサイトの閲覧についても、長時間の読書だと本当に目が疲れにくいはずだ。
他にもBOOX専用ストアからのアプリのインストールもできる。
E-Inkディスプレイを搭載している時点で用途は限定されるが、目に優しいという魅力は何物にも代えがたい部分があるので、貴重な製品シリーズだ。
【情報元、参考リンク】
・FOX BOOXシリーズ公式サイト
・FOX/プレスリリース