<▲図:操作イメージ> |
また、iOS版は昨年6月より先行提供中だが、Android版の方が使い勝手がいいと思う。というのも、Android版はシンプルフリックをホームアプリとして設定できるので、端末のホームボタンからの起動ができるからだ。
さて、そのシンプルフリックだが、「スマートフォンのアイコンをピンポイントでタップすることが難しい」という、上肢に障がいがある方の声を受けて開発されたアプリ。
電話、メール、アプリ、ブックマーク機能において、よく使う宛先などを登録することで、フリック操作もしくは音声による操作だけでそれらの機能を起動できるようになっている。しかも、フリック操作は画面上のどこで行っても構わないので、ピンポイントで画面に指を触れる必要がない設計となっている。
操作に関しては、3種類の方法が用意されていて、任意の方法で操作できるようになっている。
一つは「2フリックモード」で、もう一つは「フリック&ダブルタップモード」、三つ目が音声操作だ。
2フリックモードではフリック操作は上下左右の方向に行う。
1回目のフリックで電話、メール、アプリ、ブックマークのいずれかを選択して、2回目のフリックで宛先などの下層項目を選ぶ。電話の場合は最後にもう一度フリックすれば発信。それ以外の機能の場合は、当該アプリが起動する。
一方のフリック&ダブルタップモードでは、フリック操作は左右の方向のみに行う。
フリックで電話、メール、アプリ、ブックマークの各機能を選択し、ダブルタップで確定する。続いてフリックで宛先や項目を選択して、再びダブルタップで確定する。電話の場合はもう一度ダブルタップで発信。それ以外の機能では当該アプリが起動する。
なお、Android版シンプルフリックの対象機種はAndroid 7.0以上のOSを搭載するスマートフォン、タブレットで、冒頭で触れたようにドコモの機種でなくても構わない。
6日にリリースされたらGoogle Playで「シンプルホーム」で検索すればヒットすると思う。
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/プレスリリース(PDF)