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ソニーがスマホ向け新型CMOSセンサー「IMX586」を開発! 1/2型で4800万画素

ソニー及びソニーセミコンダクタソリューションズは23日、有効画素数が4,800万画素のスマートフォン向け積層型CMOSイメージセンサー「IMX586」を開発したと発表した。9月からサンプル出荷(サンプル価格は税抜きで3,000円)を開始する予定。

<▲図:積層型CMOSイメージセンサー「IMX586」。対角では8.0mm>

最終的に一般ユーザーのもとにIMX586搭載スマートフォンが届くのはまだしばらく先だが、楽しみに待ちたい。

IMX586はスマートフォン向けカメラとしては過剰にも思えるほどの画素数で、一般的には画素の微細化を進めると1画素あたりの集光効率が悪くなり、感度が低下し、飽和信号量も低下する。しかし、IMX586では、集光効率、光電変換効率を従来よりも高める技術を駆使し、感度の低下を抑え、飽和信号量の高い世界最小0.8μmの微細画素の開発に成功したという。

この微細画素によって、対角8.0mmという、スマートフォン用カメラとして搭載可能なサイズながら4,800万画素を実現することができた。

必ずしも画素数が多いことで高品質の写真を撮れるというわけでもないが、デジタルズームが主流のスマートフォン向けカメラには魅力的だ。

<▲図:左が従来センサー(有効1200万画素)での画像、
右がIMX586(有効4800万画素)での画像>

また、高感度と高解像度を両立させるために隣接4画素が同色のカラーフィルターである「Quad Bayer配列」を採用している。

夜景の撮影など、低照度下での撮影時には、隣接する4画素の信号を加算することで、画素サイズ1.6μm相当(有効1200万画素)に感度を高め、低ノイズで明るい写真や動画の撮影ができるという。

<▲図:左はQuad Bayer配列イメージ図、
右は独自の信号処理による配列変換のイメージ図>

一方、日中の屋外など、明るい場所での撮影時には、イメージセンサーに搭載した独自の信号処理機能で配列変換することにより、リアルタイムで有効4,800万画素の高解像度画像が得られる。

さらに、従来比で4倍となる広さのダイナミックレンジを実現している。

ソニー独自の露光制御技術と信号処理機能をイメージセンサーに内蔵することにより、従来に比べて4倍となるダイナミックレンジの広い撮影、及びリアルタイムでの出力が可能だという。画面内に明るいところと暗いところが共存するシーンでも白飛びや黒潰れを抑えた画像をスマートフォンのディスプレイで見ながら撮影することができる。

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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