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留守電を自動でテキスト化して読める状態にしてくれる留守電アプリ「スマート留守電」が登場

ソースネクスト株式会社は23日、スマートフォン向けの留守番電話アプリ「スマート留守電」の提供を開始したと発表した。スマート留守電は月額サービスとしての提供となり、Android版は月額290円(税抜。税込みだと313円)、iOS版は税込みで月額360円と、iOS版の方が若干高くなっている。


Android版はAndroid 4.1以降、iOS版はiOS 9以降のOSを対象としている。

なお、このサービスを利用するには、電話回線に通話転送機能が必要となる。通話転送機能の有無は回線事業者及び契約内容によって異なる。例えば、NTTドコモ(以下、ドコモ)やau、ソフトバンク、ワイモバイル等は大丈夫だし、MVNOサービスでもUQ mobileやmineo、OCNモバイルONE、DMM mobile、楽天モバイルなども問題ないが、MVNO事業者によっては対応していないサービスもあるかもしれないので注意してほしい。

スマート留守電は、留守番電話サービスにおいて、多くの人が不満を感じていた点を解消するサービス。留守番電話サービスに録音されたメッセージはセンターに電話をかけて聞くというスタイルだが、面倒といえば面倒だ。端末自体に保存する「伝言メモ」機能の場合は、センターに問い合わせなくても聞くことができるが、逆に電波の入らない場所では伝言メモを残してもらうことができない。そのため、伝言メモ機能は留守番電話サービスの完璧な代替手段にはなりえない。

その面倒なメッセージの確認をスマート留守電は楽にしてくれる。

それは、メッセージを自動的にテキスト化して通知してくれる機能だ。しかも、電話帳に登録していない相手のメッセージでも名前を表示するなど、気の利いた機能もある(※一部。後述参照)。同社はスマート留守電を日本市場だけでなく海外市場でも販売し、来年末までに100万人のユーザー数の獲得を目指している。


前述したように、テキスト化してくれるので、メモが必要な電話番号や住所等の情報が録音メッセージに入っていた場合でも、改めてメモを取る必要がないという利点もある。

また、留守番電話サービスのセンターに問い合わせることなく、メッセージを音声ファイルとしてメールに添付して送ってもらえるので、会議中などスマートフォンを見られない場合でも、パソコンでサクッとチェックする、ということもできる。


自分の電話帳に登録されていない電話番号からの留守番電話でも、お店や銀行、宅配便などの場合、590万件の法人データを照合し、発信者の名称を表示してくれるようになっている。お店や業者からの電話の場合はすぐに分かるので便利だろう。

アプリは下記のリンク先からダウンロードできる。



【情報元、参考リンク】
スマート留守電公式サイト
ソースネクスト/プレスリリース

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