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データ通信量を節約できるアプリ「Opera Max」がWi-Fi接続時にも節約可能に

Opera Software ASA(以下、Opera)は27日、スマートフォンにおいてデータ通信時に様々なアプリが利用するデータ通信量を節約できるアプリ「Opera Max」の最新バージョンを日本時間の26日22時過ぎにリリースしたと発表した。

画面イメージ。UIがマテリアルデザインベースに変更された。モバイル通信とWi-Fiは分けて設定可能。

このバージョンは大幅なバージョンアップとなるため、「Opera Mini 8」のときと同様に新規インストールの形をとる。旧バージョンのユーザーはインストール後には旧設定が自動的にインポートされるので、設定を改めてし直す必要はない。

Opera Maxはデータ通信時のデータ量を節約できるアプリなので、スマートフォンの契約プランで定められた月々の高速データ通信量を少しでも抑えることができるので、上手く使えばプランを一つ下のものに下げられる可能性があるなど、便利なアプリだ。

従来はモバイルデータ通信のみを対象としていたが、今回のバージョンからWi-Fi接続時の設定も可能になった。

Wi-Fiでのデータ通信量節約はモバイルデータ通信ほど必須とは思いにくいが、ユーザーからの要望の中では最も多いものだったということだ。

新しいOpera Maxでは、Wi-Fi接続時のタイムラインも表示してくれるので、Wi-Fi接続時にどのアプリがどれだけのデータ通信をしているのかを追跡することが可能となり、全てのアプリのデータ通信量の節約管理ができる。

モバイルデータ通信時とWi-Fi通信時で設定を分けることができるので、例えば、Wi-Fi接続時の設定は少し緩和する、ということもできる。

また。特別の許可なしでアプリがバックグラウンドで通信を行い、ユーザーの行動を追跡することを止めたい、バッテリー消費を抑えたい、という場合は制限を掛けてしまえばいい。


さらに、今回のバージョンではタブ表示をベースにした従来のデザインを捨て、ナビゲーションドロワーを備えたマテリアルデザインをベースにしたインターフェースを採用している。GmailなどのGoogle製アプリとほぼ同じインターフェースなので、迷いにくいはずだ。

アプリはもちろん日本語で使うことができる。

【情報元、参考リンク】
Google Play/Opera Max(新バージョン)
Opera blogs/Wi-Fi でのデータ節約が新しい Opera Max で可能に

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