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【実機レポート】今度のINFOBARは京セラ製!タイルキーが復活した「INFOBAR A03」【au2015春モデル】

KDDIは19日、auの新モデル発表会でAndroidスマートフォンの新機種「INFOBAR A03」(京セラ製)を発表した。カラーやデザインなど独特の世界感をもつINFOBARシリーズの最新モデルとなるINFOBAR A03は、au VoLTE、CA(キャリアアグリゲーション)、WiMAX 2+に対応する。

▲INFOBAR A03

発売は2月中旬の予定で、それに合わせて2月11日から16日まで伊勢丹新宿店でデジタルとファッションを掛け合わせた「DIGITAL LIFESTYLE 2015」を開催することも決まっている。

ファッションアイテムとコラボした周辺機器なども発売される予定で、対象店舗で5,000円の買い物をすると段ボールでできたゴーグル型のスコープ「ハコスコ」やKDDI直営店である「au SHINJUKU」とのウォークラリーで特典が貰えるキャンペーンなども行われる。

▲「ハコスコ」では伊勢丹店内をジャンプして屋上から飛び出すムービーが楽しめた。

▲マルニエ木工のウッドスタンドなどオリジナル商品も紹介された。

INFOBAR A03のカラーは「SAKURA IRO」「NISHIKIGOI」「MOCHA BROWN」「POOL」の4色。それぞれのカラーをイメージしたタッチセンサー式のタイルキーが復活したことも特徴だ。

ディスプレイは片手操作に丁度良い4.5インチサイズのフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶で、横幅約68mmと手に馴染むサイズ感を実現している。とはいえ、4.6インチディスプレイを搭載するソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z3 Compact」の幅約65mmより3mmも大きいので、極端に幅が狭いということもない。ただ、持ちやすさや操作性が犠牲になっているということもなく、手に馴染むボディとなっている。

タイルキーは「BACK」「HOME」「RECENTS(履歴)」の3つ、タッチセンサーとしたことでBACKキーからRECENTSキーへ指をスライドさせると画面をONにすることができる「スマートスイッチ機能」が新たに追加された。

ボディーはフラットな「板」に側面の「球」を組み合わせ、背面にはカラーアルマイト処理されたメタリックなアルミニウムを使用している。それにあわせて上下のパーツ及び、タイルキーもメタリックな仕上げとしている。

▲INFOBAR A03は4色のカラー展開。

▲トリコロールカラーのタイルキーが復活した。

背面のカメラやNFCアンテナなどは黒いパーツにすることでデザインにアクセントを加えている。また、背面にも着信通知がわかるLEDが搭載されている。

側面まで伸びたディスプレイ面は樹脂と強化ガラスを一体成形することで実現している。また、ディスプレイ面の「おでこ」と「あご(タイルキー)」にあたる上下のパーツは0.2mm程突起させることで、ディスプレイ面を下にして机の上に置いた時などにガラス部分が直接触れないよう配慮されている。

▲メタリックな表面で印象が変わった。

▲黒い帯の上にある小さな丸が通知用のLED。

ホーム画面(メニュー)は引き続き「iida UI」だ。前機種は操作に対するリアクションをパネルの変形で表現していたが、INFOBAR A03ではそのリアクションが抑え目となった。また、対応するパネルをロングタップしてから再度タッチすると、アイコンサイズやウィジェットサイズを切り替えられるインターフェイスとなっている。パネルのカスタマイズをするとき、移動中のパネルを誤って削除しないよう、削除はレーンの外側となる画面左上に持って行くものとなった。

▲タイル状のアイコン・ウィジェットがならぶiida UIを採用。

▲右側面には電源キー、ボリュームキーがある。

▲左側面にはmicroSDカードスロット、au SIMスロットがある。

▲上面にはイヤフォンマイク端子。

▲下面にはキャップレス防水仕様のマイクロUSB端子。

メインカメラは約1,300万画素、サブカメラは約200万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、メインカメラは4K動画撮影を可能としている。カメラのユーザーインターフェイスは他の京セラ製端末のものと同じだが、撮影モードなどの配色をモノトーンにすることで印象を変えていた。

その他、ワンセグ・フルセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応し、搭載するバッテリー容量は2,020mAhだ。

▲「au +1 collection」のブックタイプケースにはボールペン付きのタッチペンが収納出来る。

▲ケースを閉じたところ。

▲横置き・縦置きが可能な卓上ホルダは付属する。

▲卓上ホルダの背面。

▲背面の印象を変えるデザインハードケースも「au +1 collection」から発売される。

▲「ガラケー」時代のINFOBARを含む歴代INFOBARが勢揃い。

メタリックな外観となったことでINFOBARらしいハッキリとした発色ではなくなりインパクトが薄くなったことと、展示されていた試作機ではパーツの組み合わせにズレがあったことが気になった。

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
INFOBAR A03製品ページ

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