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LINE、不正ログイン対策として4桁の暗証番号による「PINコード」の設定を追加へ

PINコード入力画面
無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」を運営するLINEは16日、最近増加している不正ログイン対策として、スマートフォン版のLINEアプリのセキュリティを強化すると発表した。

今回導入されるセキュリティ対策は7月17日15時に追加される予定で(時間は前後する可能性あり)、LINEのログインにおける認証手順の一つに、「PINコード」を加える。4桁の数字による暗証番号設定で、このPINコードを設定すれば、仮にIDとパスワードを第三者に不正入手されたとしても、PINコードを正しく入力しない限り、自分のアカウントを乗っ取られる可能性を下げることができる。

PINコードの設定は全ユーザーに強制されるものではなく、必ずしも設定する必要はない。例えば、機種を変更したとしても同じ電話番号でLINEを利用する場合にはPINコードの設定は必要ない。

しかし、電話番号が異なる別の端末からLINEへログインする際にはPINコードが必要になる。

そのため、同社はアカウントの乗っ取り被害を未然に防ぐためにもPINコードをあらかじめ設定しておくことを推奨している。設定はLINEアプリの「その他」→「設定」→「アカウント」→「PINコード」から行うことができるようになる。

なお、同社はPINコードの番号として「1111」や「1234」、自分の誕生日など他人が想像しやすいものを避けるよう注意している。また、事前にPINコードの設定をしないまま、異なる電話番号の機種に変更した場合は、旧端末の電話番号の下4桁がPINコードの代わりになるので、PINコードを設定しない方もこの点は覚えておきたい。


【情報元、参考リンク】
LINE公式ブログ/【重要】スマートフォン版LINEのセキュリティ強化のため、「PINコード」による本人確認手順を追加します(7/17開始)

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