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ドコモがLTE回線を使った音声通話サービス「VoLTE」を提供開始。高音質通話、ビデオ電話、通話中のデータ通信もLTEでできる

NTTドコモ(以下、ドコモ)は24日、同日4時より国内で初となる、LTE回線を使った音声通話サービス「VoLTE(ボルテ)」(Voice over LTE)の提供を開始した。また、「GALAXY S5」向けにVoLTEに対応させる最新のアップデートの提供も同日開始した。

VoLTEに対応する機種は下記の通りで、第一弾のGALAXY S5向けには今述べたように、すでにアップデートが提供開始済みとなっている。

  • GALAXY S5 SC-04F
  • Xperia Z2 SO-03F・・・6月下旬(予定)
  • AQUOS ZETA SH-04F・・・同上
  • ARROWS NX F-05F・・・7月下旬(予定)
  • AQUOS PAD SH-06F・・・同上
  • Xperia Z2 Tablet SO-05F・9月下旬(予定)


従来の音声サービスの場合は、Xi対応スマートフォンであっても音声通話の際はFOMA回線に落ちているため、例えば通話中のデータ通信はそこがXiエリア内であってもFOMA接続になっている。そのため、どうしても遅い速度での通信になってしまうが、VoLTEの場合はLTE回線を使って音声通話を行うため、データ回線もLTE(Xi)のまま利用できる。通話中のデータ通信も高速に行えるので、待ち合わせ場所を探す際に通話しながらGoogle マップを確認する時などにとても便利だ。

そして、肝心の音声通話の品質も高音質化される。

また、着信の応答時間が短縮される。電話を発信してから呼び出し音の「プルル・・・」という音がなるまでの時間が短縮され、よりスピーディーに電話を掛けることが可能になる。

さらに、拡張サービスとしてビデオコール(ビデオ電話)が利用可能だ。ビデオコールは注意事項があり、2015年10月以降は映像のやり取りにおけるパケット通信のデータ量が無料ではなくなる。ビデオコールの映像のやり取りはデータ通信で行うので、パケット代が発生し、月々のデータ通信量としてカウントされるので注意したい。しかし、これは2015年10月以降の話で、それまでの間はキャンペーンで無料提供され、データ通信量もカウントされないので、それまでは気軽に利用できる。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/VoLTEについて
GALAXY S5のアップデートについて

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