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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第31回:Xperia Z1 Compactを紹介!

今回ご紹介するSonyの「Xperia Z1 Compact」は、コンパクトで洗練されたデザインのボディに、Sonyのフラッグシップ「Xperia Z1」のハイスペックなカメラ機能などを凝縮して装備しているのが特徴のグローバルモデルだ。特にこれからスマートフォンを買い替えようという人で、このサイズ感に近い「iPhone 5s」や「iPhone 5c」とXperia Z1 Compact、どちらを選ぶか悩む人は多いのではないだろうか? そこで、今回はXperia Z1 Compactの魅力をご紹介したい。

Xperia Z1 Compactのパッケージと本体

Xperia Z1 Compactは、Black、White、Lime、Pinkの4色展開


《Xperia Z1 Compactの特徴》

◆サイズ

iPhone 5sと比較するとXperia Z1 Compactの方が大きく、厚みがあるが、角が落とされているので手の当たりが柔らかくて持ちやすい。具体的なサイズは約127×64.9×9.5mmで、重さは約137g。

Xperia Z1 CompactとiPhone 5sの比較


◆デザイン

Xperia Z1 Compactは、デザイン自体はもちろんのこと、手のひらにすっぽり収まり、快適にフィットするということがよく考えられた製品だ。4.3インチ・ディスプレイは、ファブレットなどの大きな端末では大きすぎて持ちにくいと考えている人におすすめのコンパクトさだ。


上図の通り、Xperia Z1 Compactのボディの側面は、継ぎ目のない一体型のアルミフレームでできており、丸みを帯びた四隅のラウンドが手にフィットして心地よい。

四隅はラウンド形状になっていて持ちやすい

Xperia Z1同様、ボタンは右側面にシャッターボタン(長押しすればカメラの起動にも使える)、ボリュームボタン、電源ボタンが装備されている。電源ボタンが端末の上にある機種の場合は、非常に押しにくいと感じる方も多いのではないか? と思うが、Xperia Z1 CompactはXperia Z1同様ボタンの配置もよく考えられており、移動中にサッと画面をロックしたい時、指先で押しやすい位置にあり使いやすい。

電源ボタンは側面に配置されている。


◆ディスプレイ

Xperia Z1 Compactは、4.3インチサイズで解像度が720x1280ピクセルのHD液晶を搭載しており、液晶パネルにはXperia Z1同様、「トリルミナスディスプレイ for mobile」と超高解像技術「X-Reality for mobile」も採用している。メインカメラには普通のコンパクトデジタルカメラと同等クラスの撮像素子を搭載するため、コンパクトデジカメで撮影した画像に匹敵するほどの写真を撮影でき、綺麗な画面で閲覧できる。


YouTubeを観てみると、ディスプレイが高解像度で、小さなスマートフォンの画面で観ているとは思えないほどの美しい映像を堪能できる。


◆機能

Xperia Z1 Compactは、IP55/58準拠の強力な防水・防塵に対応している。実際に水深10cmの水の中に1分間端末を浸してみた。

水深10cmの水の中に浸してみた。

その後、水中から取り出し、アイコンにタッチしてみると、全く問題なく作動した。

全く問題なく動作する。

注)Xperia Z1 Compactは水深1.5mの中でも約30分は耐えうるとされており、その際、すべての端子カバーがしっかりと閉められている事を確認する必要がある。また、水中で写真を撮ることも可能だ。


◆電池寿命とプロセッサー

Xperia Z1 Compactは、Qualcomm Snapdragon S4 Proよりも75%処理スピードの速い、Qualcomm Snapdragon 800 MSM897プロセッサーを搭載しており、アプリを複数立ち上げた状態でも快適なマルチタスクが可能となっている。

Xperia Z1 Compactの最大の特徴の一つがスタミナモードを搭載している点で、端末の画面がオフの時、モバイルデータ通信やWi-Fi通信、アプリケーションの同期などがオフになる。電池容量は2,300mAhで、動画再生約6時間、音楽再生約110時間、通話は18時間以上が可能となっている。なお、スタミナモードをオンにしていても、ソーシャルメディアからのメッセージやメールの受信など、通知が必要なものを予め設定しておくことが可能だ。


《Xperia Z1 Compactの主な仕様》

OS Android 4.3(Jelly Bean)
CPU 2.2 GHzクアッドコア & Qualcomm Snapdragon 800
メモリ 2GB RAM、ストレージ16GB
外部メモリ micro SD(最大64GB)
ディスプレイ 4.3インチ /解像度:1280x720
ネットワーク ・4G LTE/3G : 800/900/1700/2100 MHz
・GSM: 850/900/1700/1900/2100 MHz
SIMカードサイズ microSIM
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠
Bluetooth 4.0
カメラ ・メイン:20.7MP、裏面照射型CMOSセンサー、Gレンズ(広角27mm)、フルHD動画撮影
・サブ:2MP
その他機能 DLNA、MHL、NFCなど
バッテリー容量 2,300mAh
サイズ 127x64.9x9.5mm
重さ 137g


《Xperia Z1 Compactベンチマーク》

実際のところ、Xperia Z1 Compactはどのくらいハイスペックなのだろうか?

以下、複数のベンチマークアプリ(Quadrant、Antutu、GFXbench)で調べた結果をご紹介したい。Xperia Z1 Compactは、Xperia Z1よりも高い数値を出している。また、「HTC One」「Samsung Galaxy S4」といった、サイズも容量も大きな端末よりも数値が高くなっている。


Antutuでのベンチマーク結果


Xperia Z1 compactは、SIMフリーでストレージ容量が32GBのモデルで、Black、White、Lime、Pinkの4色のカラーバリエーションを取り揃えてEXPANSYSで販売中だ。興味のある方はチェックしてみてほしい。



《おまけ:マーケットニュース》

CNET Asiaによると、2013年以来モバイルアプリの数が113%増加したとのことだ。モバイルアプリの総数の中で、Wechat、Whatsapp、Facebookメッセンジャー、カカオトーク、LINEなどのソーシャルメッセージングアプリについては、203%増加している。香港の最も一般的なソーシャルメッセンジャーアプリはWhatsappで、中華圏のユーザーではWechatが多く、ほとんどが中国メーカーのXiaomi製スマートフォンを使用していることがわかった。昨年XiaomiがWechatユーザー向けの新しいスマートフォンの発売のニュースを発表した際、10分以内で150,000台が売り切れたという。

Xiaomiのセールスを伸ばしているその他の一般的な人気アプリは、中国版Twitterといわれる微博(Weibo)、中国版MSNのQQ、中国EC決済でPaypalと比較されるAlipay(アリペイ)だ。韓国と日本ではNaverのLINEだ。二番目に成長しているアプリカテゴリーは、実用系アプリで149%増加、その他は音楽とエンターテインメントアプリが78%、スポーツと健康アプリが49%、ニュースとマガジンが31%と続いた。

→ 参照: Report: mobile app use surged 115 percent last year


記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan
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EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!

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