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日本テレビがHuluの日本向けサービスを買収。Huluに日テレの番組も追加へ

Huluは28日、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の日本向けサービスを日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)に売却すると発表した。事業譲渡後、日本テレビが日本のHuluの日々のマネジメントやビジネスの責任を担うことになる。

また、日本テレビはHuluのマネジメントに加え、Huluに日本テレビの人気番組を追加する予定だ。具体的なコンテンツ内容は追って発表される予定とされるが、Huluに日本のコンテンツがさらに増えることは確実だろう。

Huluは月額980円で見放題の動画配信サービスで、特に海外ドラマに強いサービスだ。海外ドラマファンでHuluに加入している方は多いだろう。

さらに、近年は日本のドラマ、アニメや特撮、ドキュメンタリーなども追加され、ラインナップが充実してきていた。また、Huluは視聴可能端末が多岐に渡ることも魅力で、一つのアカウントに登録できる台数に制限がないことも特徴だ。同時に視聴できる端末は1台に限られるものの、同時でなければどの端末からも視聴できる。

例えば外出先からはスマートフォン、家のリビングではテレビやPS3などの据置ゲーム機、寝室ではタブレットやPCなど、時と場所に応じて様々な端末で視聴できる便利さが大きな魅力となっている。

同社によれば、日本市場におけるHuluの対応端末の数は9000万台に上るという。

Huluは日本テレビが日本のHuluを新たなレベルに導いてくれることを信じているとしている。

なお、日本テレビはHuluが会社分割により設立する新会社を子会社化することで事業を承継する。新会社はHuluから「Hulu」のブランドやテクノロジーに関するライセンスを受け、Huluの日本における事業を継続し、今後もHuluの独自の技術を活かしながらサービスを提供していく。

前述したように日本テレビの作品はもちろん、今後もHuluではハリウッド作品や国内の映画、ドラマ、アニメなどのラインナップを強化していく予定だ。

【情報元、参考リンク】
Hulu ブログ/日本のHuluに関するお知らせ
日本テレビ/プレスリリース

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