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UQ、NECアクセステクニカら、1台の端末で全国WiMAXと地域WiMAXに両対応させるシステムを開発・導入へ

UQコミュニケーションズとNECアクセステクニカは4日、全国WiMAX通信サービスと地域WiMAX通信サービスに両対応する機器、関連サービスを提供していくと発表した。


これは、慶應義塾大学SFC研究所が、2.5GHz帯を利用した広帯域移動無線アクセスシステムである地域WiMAX通信サービスを運用する愛媛CATVとオープンワイヤレスプラットフォーム合同会社と共同で、国際標準化ルールに対応し、なおかつ全国WiMAX通信サービスと共通性が高い新しい地域WiMAX通信サービスを設計したことを受けてのものとなる。

UQコミュニケーションズとNECアクセステクニカはこの通信サービスの設計仕様に基づき、それを実現する機器などを開発・提供する。

具体的にはUQコミュニケーションズは1台で地域WiMAXと全国WiMAX通信サービスの両方を使えるモバイルWi-Fiルーターの実現に向けた支援を行い、NECアクセステクニカはこの両対応端末の開発と提供に取り組んで行く。

なお、愛媛県松山市で地域WiMAX通信サービスを運営する愛媛CATV、神奈川県藤沢市で地域WiMAX通信サービスを運営するオープンワイヤレスプラットフォーム合同会社は、このシステムを導入することを決めている。他にも、新たに地域WiMAX通信サービス事業への参入を目指す自治体や通信事業者も関心を寄せているということだ。

【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/プレスリリース

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