ドコモ、らくらくスマートフォンプレミアムを発表。ハイスペック、Google Playに対応してアプリの追加が可能

GAPSIS編集部 2013年7月23日

NTTドコモ（以下、ドコモ）は23日、富士通製のスマートフォン「らくらくスマートフォンプレミアム」（F-09E）（以下、プレミアムF-09E）を発表した。発売時期は9月下旬から10月上旬の予定で、全国のドコモショップ及びオンラインショップにおいて事前予約の受付を行う予定。ただし、予約の受付開始日は現時点では決まっておらず、後日発表される。

らくらくスマートフォンプレミアム（カラー：プレシャスブラック）

「らくらくスマートフォン」シリーズの新たなモデルとなるプレミアムF-09Eだが、とても大きな特徴はドコモが運営する「dマーケット」、Googleが運営する「Google Play」に対応し、ユーザーが自分でアプリを自由に追加できることだ。

従来のシリーズモデルでは基本的にはプリインストールされたアプリしか使えず、機能が限定されたスマートフォンだったが、今回のプレミアムF-09Eは、使い勝手やシリーズならではの機能及びハードウェアの特徴はそのままに、一般のスマートフォンと同様の拡張性も手に入れている。

内蔵ストレージも16GB（ROM）あるので、様々なコンテンツを十分に入れていける。

OS自体はAndroid 4.2で、プロセッサはQualcomm APQ8064T 1.7GHzクアッドコア、メモリは2GB（RAM）、ディスプレイは約4.3インチ（解像度540×960）、バッテリー容量は2,100mAh、ネットワークではXiが下り最大100Mbps対応で、FOMAは下り最大14Mbps対応、Wi-Fi（無線LAN）はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothはver4.0対応などとなっている。

また、防水・防塵、赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイにも対応する。

カメラは背面が約810万画素の裏面照射型CMOSで、前面が約130万画素の裏面照射型CMOSセンサー採用となっている。端末サイドのカメラボタンを使っての撮影が可能なので、使い勝手もいいはずだ。

らくらくスマートフォンならではの要素として、おなじみの大きなボタンで構成されたホーム画面やUIも健在。物理ボタンを押したときのような感触がある「らくらくタッチパネル」もそのままで、初心者にとってもタッチによる決定操作が分かりやすいようになっている。

操作など、何か分からないことがあったときに、らくらくホンセンターの専門アドバイザーに問い合わせることができるショートカットアイコンも予め用意されているので、困ったことがあればすぐに聞くことができる。

プレミアムF-09Eはアプリの追加インストールが自由にできるようになっているため、従来のモデルで拡張性に不満を感じていた方には最適なモデルとなるだろう。それでいて、シリーズならではの特徴も残しているので、UIや使い勝手を気に入っていた方には良い移行モデルとなる。

なお、対応するパケット定額サービスはXiパケ・ホーダイライト、Xiパケ・ホーダイフラット、Xiパケ・ホーダイダブルで、Xiらくらくパケ・ホーダイは利用できない。