Androidニュース&アプリ情報メディア

ネオス、スマートフォン向け新OS「Tizen」普及支援として開発ベンダー向け技術開発支援や技術者向けセミナーを実施へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)の「dビデオ」のユーザーにはスティック型端末「dstcik」の開発でも知られる、モバイル、インターネットソリューションを手がけるネオスは8日、スマートフォン向けの新OS「Tizen(タイゼン)」のマーケット拡大のための支援活動を開始したと発表した。

ネオスは従来からドコモのスマートフォン向けサービスにおける開発について多くの実績があり、前述したdstickの開発でも知られる。今回のTizenのマーケット拡大に向けた支援活動もドコモ、そして韓国サムスン電子から賛同されている。

同社は具体的にはTizen開発ベンダーの開拓、開発の技術支援を行う。HTML5及びネイティブでのアプリ開発におけるTizen固有の技術支援、Android/iOS向けに開発されたアプリのTizen向け移植開発支援などだ。

さらに、Tizen向けコンテンツ開発のベースとなるHTML5に関する技術者向けセミナーを東京及び全国各地で順次開催するという。

また、ネオスは、メール上でリッチなアニメーション表現ができる「アニエモ」エンジン、リッチなUIを実現できる3D描画エンジン「MatrixEngine」、そしてドコモ向けに開発・提供してきたサービスなどについて、新たにHTML5へ対応させるなど、Tizen OS向けへの対応も進めていくという。

現在のスマートフォン市場ではAndroidとiOSが二大プラットフォームとなっているが、Mozillaが開発する「Firefox OS」や今回のTizenは新たなプラットフォームとして普及に向けた動きが進んでいる。

【情報元、参考リンク】
ネオス/プレスリリース(PDF)

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件