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イー・アクセスがLTE(1.7GHz)で下り300Mbpsの実験を8月より実施へ

イー・アクセスは3日、総務省へ1.7GHz帯の実験試験局の申請を同日行ったと発表した。同社はこの申請によって、今年8月から10月にかけて香川県内において実験を行う。

実験では、総務省が周波数アクションプランにおいて新たに確保する1.7GHz帯と、隣接するイー・アクセスの既割当周波数を使用し、さらなる高速・大容量化に向け、電波伝搬特性等の確認が行われる。

具体的な実験内容は、20MHz幅を利用した、4×4 MIMOによる下り300Mbpsの検証と、同じく20MHz幅を利用した、2×2 MIMOによる下り150Mbpsの検証となる。さらに、キャリア・アグリゲーションの検証が行われる。キャリア・アグリゲーションは、複数の周波数を一体として使用する技術で、異なる通信波を束ねることで広い帯域を確保し、高速通信を実現するもの。

MIMOはWi-Fiなどでも使用されてきた技術で、Multiple-Input and Multiple-Outputの略。KDDIなどもLTEの高速化に向けてやはりMIMOを使った技術を開発している。MIMOは、データの送信側と受信側でそれぞれ複数のアンテナを使い、一度に複数の情報を送ることができる技術だ。

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース

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