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【取材レポート】 GALAXY Note II WORLD TOUR 2012 TOKYO ~進化したSペンと類を見ない新機能~

サムスン電子ジャパンは8日、11月16日に発売となる「GALAXY Note II SC-02E」(NTTドコモ)の発表会「GALAXY Note II WORLD TOUR 2012 TOKYO」を開催した。

左からサムスン電子ジャパン 専務 石井圭介氏とモデルの押切もえさん、
サムスン電子ジャパン 代表取締役 趙洪植(チョウ・ホンシク)氏

GALAXY Note II(SC-02E)は、既にNTTドコモの2012年冬モデルとして発表されており実機のインプレッション(実機レポート記事はこちら)もしているのだが、今回の発表会では新機能を含めたGALAXY Note II(SC-02E)の魅力が紹介された。

サムスン電子ジャパン 代表取締役 趙洪植(チョウ・ホンシク)氏によるキーノートスピーチでは、Sペンと大画面によるタブレット的な良さ、便利さ、使い勝手の良さ、それら全てを持つ、他社に先駆けて開発したノートカテゴリーの製品であるとGALAXY Note IIの先進性をアピール。8月29日にドイツ・ベルリンで発表後、世界中から素晴らしい反響を得ており発売一ヶ月で300万台を突破し、これは前モデル(GALAXY Note)の同期比3倍である発表した。

GALAXY Note II(SC-02E)は、前機種より大きい5.5インチのHD SUPER AMOLED(HD解像度のスーパー有機ELディスプレイ)と進化したSペン、それに関連した直感的な機能及びそれから生まれるユーザーエクスペリエンス、最新のAndroid 4.1、全世界のLTEへの対応など、「これ以上に優れた商品は今の市場には存在しないでしょう」と製品の良さを強く打ち出していた。

サムスン電子ジャパン 代表取締役 趙洪植氏

続いて、サムスン電子ジャパン 専務 石井圭介氏が登壇し、GALAXY Note II(SC-02E)の様々な特徴と業界をリードするアドバンテージの数々を紹介した。まずはGALAXY Note II(SC-02E)の位置づけについて「既存のスマートフォンという枠組みでは語り尽くせない、大きな可能性を持った新カテゴリーの製品」とし、「強力なモバイル機能を持ちながら大画面とSペンによるタブレットの自由さを持つ」と付け加えた。

サムスン電子ジャパン 専務 石井圭介氏

進化したSペンについて、グローバルで展開するGALAXY Note II(SC-02E)のSペン開発で中心的な役割を果たしたのが日本企業であるとし、ワコム 代表取締役社長 山田正彦氏が紹介された。

登壇した山田氏は、「様々な表現をすることは、今までは一部の限られたアーティスト・プロのみが使用する機能と捉えられていたのではないだろうか? GALAXY Noteは、一人一人が思うクリエイティブな力と発信する力を与える画期的なプラットフォームである」とGALAXY Note II(SC-02E)の魅力を語る。

そして、GALAXY Note II(SC-02E)に搭載されるSペンは、アニメーターやイラストレータ、世界各国のクリエイターのフィードバックによって30年間育てられた技術を投入していると語る。

ワコム 代表取締役社長 山田正彦氏

5.5インチの大画面HD SUPER AMOLEDディスプレイをアピールする機能として「Flipboard」を紹介し、フリップボード 副社長のエリック・アレクサンダー氏を壇上に迎える。

エリック氏は、ブログ、ニュースサイトを美しい一画面にまとめられるFlipboardはGALAXY Note II(SC-02E)の美しいディスプレイでは本当に綺麗に見えると絶賛し、さらに世界160カ国でFlipboardは利用されており日本は上位4位に入るほどユーザー数が多く、コンテンツを読み、コメントし、共有し、「いいね」ボタンを押すなどFlipboardを活用するソーシャルユーザーが多いのも日本であると語る。

フリップボード 副社長のエリック・アレクサンダー氏

続いて、ゲストとしてモデルの押切もえさんが登場し、GALAXY Note II(SC-02E)を実際に使用した感想を語った。画面を分割して複数の作業をこなすマルチウィンドウについて「今まではアプリを起動して確認して戻るなど必要だったが、マルチウインドウならスケジュールを見ながら地図を確認できて便利」と語る。

カレンダーを切り替えることなく、Sペンを日付の上に持ってくるだけでスケジュール内容がポップアップするプレビュー機能の「AirView」やSペンを引き出すだけで起動するポップアップノート、画面に「?」や「@」マークの後に手書きするだけで検索や宛先付きのメールができるクイックコマンドなどを紹介。

モデルの押切もえさん

クイックコマンド機能を使えば、手書きですぐ東京タワーを検索できる

更にベストフェイス機能の実演も行われ、グループ撮影時におこる目つぶりなども、連写した他の写真からベストなショットを選んで合成する機能をアピール。また撮った写真の裏側にメモができるフォトノートなど、Sペンならではの機能も紹介していた。

ベストフェイス機能の実演デモ。
目つぶりしてしまっていたがベストフェイス機能で簡単に差し替えができた。

最後に石井氏から、11月8日〜11日まで東京丸の内の丸ビル、続いて11月12日〜29日まで渋谷109前イベントスペースで、GALAXY Note II(SC-02E)が体験できる「GALAXY Studio」がオープンすることが告知された。

前機種GALAXY Note(SC-05D)との比較(写真=左)、アクセサリーの展示も行われていた(写真=右)

今回はクアッドコアCPUや大容量RAMについては多くは語らず、Sペンのクリエイティビティーや直感的な操作、更に幅広いアプリで活用できるようになった部分に重点を置いてプレゼンされ、GALAXY Note II(SC-02E)の他にはない魅力的な機能を実感できる発表会であった。

なお、端末のファーストインプレッション記事は別途用意しているので、関心のある方はチェックしてみてほしい。

【新機種レポート】 Sペンならではの機能とクアッドコア化で、より完成度が増した「GALAXY Note II SC-02E」

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
GALAXY Note II製品紹介ページ

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