KDDI、ウィルコム発au宛Eメールの一部で不具合があったと発表。一部メールを誤って破棄。現在は復旧

GAPSIS編集部 2012年5月25日

KDDIは25日、ウィルコムのPHSユーザーからau携帯電話に宛てて送信された一部のEメール（～@ezweb.ne.jp）において不具合があったと発表した。5月3日から23日にかけて、一部のEメールがKDDIの設備において誤って破棄され、受信できない不具合が発生した。23日22時18分に対処が完了し、現在は問題が解消され、通常どおり利用できるようになっている。

具体的な発生日時は5月3日2時0分から23日22時18分までの20日20時間18分となっている。

影響数はウィルコムの約1,300回線のユーザーで、auユーザーに関しては調査中。対象サービスは一部のPHS（※1）を利用しているウィルコムユーザーから一部のau携帯電話に送信したEメールと、PHSを経由して一部のau携帯電話に転送したEメールとなる。

一部のau携帯電話と記したのは、「迷惑メールフィルタ」において、「なりすまし規制」を有効にしているau携帯電話端末に限られるため。

障害の原因はKDDIのメールフィルタ設備における設定の誤り。対象ユーザーにはKDDIから個別に連絡が行く予定となっている。

※1 対象のPHS