エコ計画、宿泊施設/飲食店へタブレットとFeliCaを活かした会員サービス「旅こころ」を導入。おサイフケータイやSuicaなどでクーポン/スタンプラリーなどを手軽に利用可能

GAPSIS編集部 2012年5月23日

エコ計画は23日、同社が運営する宿泊施設「川場温泉かやぶきの源泉湯宿悠湯里庵（ゆとりあん）」、「かやぶきの郷薬師温泉旅籠」、飲食施設「くつろぎ味処伊香保時代屋」、「くつろぎ味処六本木時代屋」において、Android（アンドロイド）タブレットとFeliCa機能を活かした会員向けサービス「旅こころ」の導入を開始したと発表した。

「旅こころ」画面イメージ

旅こころでは、各施設にシステムを導入したAndroidタブレットを設置し、「おサイフケータイ」搭載携帯電話や、SuicaなどのFeliCa仕様のICカード類で会員登録・会員認証させるシステムで、会員向けに割引クーポンやスタンプラリー、クジ機能のコンテンツなどを提供する。

従来、様々な商業施設やショップにおける会員向けサービスは専用の管理システム、専用のカードなどで提供される形が多かったが、FeliCaを利用することで、普段から専用カードを持ち歩く必要などがなくなり、利便性がより高まる。

FeliCaのタッチ数や購入金額などはデータ化され、様々な形で分析可能なため、エコ計画はこのサービスで得られたデータをもとに売上向上や顧客来店回数の向上など、顧客サービスの充実化のために利用していくことができる。

旅こころはジェイアール東日本企画、フューチャーゲートと共同で企画開発され、まずは22日に「かやぶきの郷薬師温泉旅籠」に導入され、他の施設にも順次拡大展開される。さらに、将来的には施設の近隣地域との連携システムとしても展開される見込み。

主な提供コンテンツは下記の通り。