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KDDI、ARROWS Z ISW11Fに対するソフトウェア更新を提供開始。再起動問題や充電周りの不具合などを解消へ

KDDIは29日、富士通製Android(アンドロイド)スマートフォン「ARROWS Z ISW11F」に対する最新のソフトウェア更新の提供を開始した。今回の更新内容は、端末を日常利用する上で実際に問題となる可能性のある不具合への対策が主なので、ユーザーの方は導入しておきたい。

今回の更新の内容は、充電できない場合がある、充電に時間が掛かる場合がある、再起動する場合がある、「マイコレクション」を起動できない場合がある、の4点の事象を改善するものとなっている。

なお、充電関連の不具合は1月19日に公開されたソフトウェア更新において対処されたはずの問題だが、その時の更新ファイル自体に不具合が見つかったため、今回改めてその内容も含めた更新がリリースされた。

更新の適用には、auスマートフォンの更新機能「ケータイアップデート」を利用し、ISW11F単体で実施することができる。ただし、ベースバンドバージョンがV37R33A、V39R35E、V41R37A、V45R40Bのユーザーが手動で導入する場合には、やや複雑な手順を踏む必要あるので注意してほしい。ベースバンドバージョンはホーム画面でメニューキーを押し、「設定」→「端末情報」と進めば確認できる。

それ以外のバージョンの方は、ホーム画面でメニューキーを押し、「設定」→「端末情報」→「ケータイアップデート」と進め、あとは画面に表示される指示に従って操作をしていけば導入できる。所要時間は最大で75分程度。ケータイアップデートに掛かるパケット通信代は無料だ。

次に前述した4つのバージョンに該当するユーザーだが、基本的には29日以降の深夜から早朝の時間帯(午前1時~午前6時)にかけて、自動的にケータイアップデートが行われるよう順次データが配信される予定となっている。しかし、手動で導入する場合には、下記手順で行う必要がある。

  1. デスクトップでメインメニューを選択し、[設定] → [表示] → [バックライト] → [消灯までの時間] を [30分] に変更。
  2. デスクトップでメインメニューを選択し、[設定] → [端末情報] → [ケータイアップデート] → [アップデート開始] を選択。
  3. ケータイアップデートデータのダウンロード中は、画面が消灯しないよう、電源キーを押さない。
  4. ケータイアップデートが完了したら、[表示] → [バックライト] → [消灯までの時間] を、元の設定に戻す。

なお、手動更新の場合は、ケータイアップデートを2回実施することで、最新バージョンになるので、一度アップデートが完了したら、同じようにもう一度アップデート作業を行う。1回目の所要時間は約20分程度、2回目は約55分程度となっている。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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