Androidニュース&アプリ情報メディア

【CES特集】 世界最大の家電見本市「2012 CES」ラスベガス取材旅行記 ~俺はぜったい怪しくない~ 第2回

滞在したハラーズホテルの
部屋からの眺め
米ラスベガスで1月10日から開催された世界最大の家電見本市「2012 International CES」。CESの取材のためラスベガスへ旅立ったライターの一条真人さんの旅行記第2回目。1回目では羽田空港から出発し、現地へ到着。近場のBest BuyでWiMAX対応モバイルWi-Fiルーターを入手し、並びのショップでBBCドラマ「Doctor Who(ドクター・フー)」のDVDもゲットした一条さん。

その後、CESの取材へ向け、どのような出来事があったのか? 第2回目で続きをチェックしてみましょう! (ここまでは編集部コメント、以下、取材記となります)。

■モバイルルータをセットアップ

さて、ホテルに戻ってモバイルルータのセットアップだ。といっても、契約は店で済ませており、電源を入れたら回線が繋がった。あとは暗号キーを入力するだけだ。

スピードをチェックするとダウンロードが1Mbps程度と、WiMAXにしては速くないがプリペイド契約では下りは最大1.5Mbpsなのでしかたがない。とはいえ実用十分な速度だ。

ここで安心してベッドに横になって、そのまま寝てしまう。時差や移動疲れもあるわけだが、気がついたら午後4時をすぎていた。

CES開幕は明日(現地時間10日)からだが、前日の今日(9日)は「Unveiled」というイベントがある。これはCES開幕の前にいくつかのメーカーが自社の製品をアピールするというイベント。CESでどんな製品が出るかを知ることができる。Lenovo(レノボ)などは、このUnveiledで新製品をお披露目することがあるのでぜひ行きたいイベントだ。

カメラとかをデイバッグに突っ込んで出かける。

WiMAXモバイルWi-Fiルータ

■隣のはずなのに遠いベネチアンホテル

さて、このイベントはベネチアンホテルというホテルで行われる。ラスべガスにはストリップ通りという最も栄えている通りがあり、ベネチアンホテルもこの通りにある。ちなみに僕が滞在していたハラーズホテルもストリップ通りに面しており、地図などで見るとあたかもベネチアンの隣にあるように見えるが、実際には歩いて3~4分程度かかる。

ベネチアンホテル。ベネチアをモチーフにしている

しかも、イベントが行われるBALLROOMはストリップ通りに面した出入り口から遠く、さらに数分歩く必要がある。その上、プレス登録をして、身分証明書のホルダーをもらわなければイベントには入れないのだ。僕がUnveiledの会場にたどり着いた頃には5時をすぎていた。でも大丈夫、イベントは4時から7時までなのである。

会場では、発展途上国向けのハンドル手回しで発電して駆動するエコなパソコンを、必死で発電している変な日本人がいたので声をかけてみたら、松村太郎氏だった。スマートフォンの今後のビジョンなどの話をしたが、なかなかオモシロイ人だ。昨年末ごろからサンフランシスコに引っ越したという。僕も以前、仕事でしばしばサンフランシスコを訪れているので、あのあたりがアレですよねー、とかいろいろサンフランシスコの話をし、近くに行ったら遊びに行く約束をして別れた。

会場ではレノボブースで2つのCPUを搭載したThinkPad XのCPU切り替えの速さを見せてもらったり(北米のレノボの人は妙にノリノリである)、HDMI、USB 3.0、Thunderboltなど新世代のデバイス接続規格関連のブースなど、いろいろ見て回ったりしたが、あまり強烈な印象はない。

HDMIブースでは女の子といろいろ話をしていたら、「ここに来て」と場所と時間を書いた名刺をもらったが、それは単なる明日のHDMIのプレスカンファレンスの会場と時間だった。

とりあえずバッグをもらって帰ることにして、4階のプレスルームに行き、バッグをもらった。CESでは例年、資料を入れることに気を使ってか、デイバッグやメッセンジャーバッグのようなバッグをくれるのだ。

今年のバッグは、アメリカの国内線のセキュリティチェック時にすばやくパソコンを出せるように、パソコン用のゾーンを独立させたデイバッグだった。そのバッグをもらって、プレスルームをフラフラしていると、テーブルに笠原一輝氏をみかけたので挨拶して名刺交換する。

その後、すぐにプレスルームを出て、ダラダラとベネチアンの出口に向かったのだが、そんな僕を凄い勢いで笠原氏が追い抜いて行った。忙しいお方である。

活気あふれるUnveiled会場

レノボブースでX1ハイブリッドのCPUの切り替えをデモしてもらった

女の子にもらった名刺。手書きでルーム名と時間が書いてあるのがわかる。






(記事:一条真人

【CES特集】
次世代Xperia「Xperia S」ファーストインプレッション
世界初のAndroid 4.0搭載スマートTV「Lenovo K91」(55インチ)のファーストインプレッション
ジョギングなどのログを自動作成できる小型Android端末「MOTOACTV」。腕時計型で心拍数や移動距離を記録できる。音楽プレイヤー機能やスマホ連携も
近未来のワイヤレスストレージ? Seagate Personal Server 4G LTE WiFi
Androidタブレットが未来のリビングを支配する?
スマートフォンの幅広い活用を目指すLGエレクトロニクス
Wi-Fi連携に力を入れるサムスン。デジカメ写真をクラウドやスマホへ転送したり、冷蔵庫や洗濯機などにまでWi-Fiを搭載へ
今年のCESで見えてきた今後のAndroidの方向性
世界最大の家電見本市「2012 CES」ラスベガス取材旅行記 ~俺はぜったい怪しくない~

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件