この「レシぽん」は、ただ単に“料理ジャンル”や“キーワード”からレシピを検索できるだけでなく、“あなたの冷蔵庫とリンクする”をコンセプトにされているだけあって、自宅の冷蔵庫の在庫状況を管理しながら、家にある食材とマッチしたレシピを探せるという主婦には嬉しいアプリです。
献立の作成機能も、他にはない役に立つ機能が沢山あります。
例えば、「レシぽん」を立ち上げてレシピを1品選択すると、自動的に主菜2品、副菜2品、汁物1品の献立のレシピ候補が一覧表示されて、この中からレシピを自由に組み合わせ、今日の献立を手軽に作成することができます。
献立のレシピ候補は、最初に選んだ1品にマッチするよう、和食・洋食・中華など料理ジャンルからの自動抽出と、冷蔵庫にある食材との合致順で選ばれており、献立の更新ボタンを押すことで、何通りもの異なるレシピの組み合わせを確認できます。各献立の総カロリーや、肉や魚、野菜などの品目数も表示し、健康に配慮したレシピ選びもできてしまいます。
さらに、冷蔵庫にない食材は「買い物メモ」という機能によって、自動的に追加され、一度に足りないものを把握できるので、冷蔵庫の中を実際に確認しなくても献立を決めて買い物ができます。
今後は、現在提供されている食材管理やレシピ検索、献立作成だけでなく、レシピを友人と共有できるソーシャル性など、お料理に付随する様々な機能も追加されていく様です。
また、食材の個数や賞味期限を登録しておけば、調理後には使用した食材だけが削除され、冷蔵庫の在庫を把握できてしまったり、賞味期限切れが近い食材を色分けして通知する機能まであるので、毎日のご飯作りに「レシぽん」を利用してみれば、冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限を切らしてしまったり、食材を腐らせてしまったり……そんなもったいない苦い思いも減るはずです。
ただ、食材管理のために調味料や乾物をはじめとした、家にある全ての食材を入力するのは、他の家事等、やらなければいけない事の多い主婦には一苦労です。入力さえ終わってしまえば、あとは「レシぽん」が管理してくれるので、使い切った食材にチェックすればリストから削除されますし、買い足した食材だけをその都度入力すれば良いのでラクにはなるのですが……一番初めの「全部の食材を入力する作業」は正直面倒だと筆者は思ってしまいました。
ですが、冷蔵庫の中身や足りない調味料をいちいち確認し、買い物リストをメモしてから買い物へ行く手間が省けて、毎日の献立を「何にしよう……」と頭を悩ませたり、食材を無駄にせずに済むという事を考えたら、利点も多いので、筆者を含め家族のために毎日ご飯作りを頑張る奥様達には強い味方となるアプリかもしれません。
（記事：とんすけ）
【情報元、参考リンク】
Android Market/レシぽん
