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Google、10月11日にAndroidの次期バージョン「Ice Cream Sandwich」を発表へ。Nexusシリーズ最新機種も同日公開か?

米Googleが近いうちにAndroid(アンドロイド)の次期最新バージョン「Ice Cream Sandwich」(開発コード)をリリース予定であることは広く知られているが、その具体的な日程が明らかになった。米国時間10月11日に発表される見込みだ。

Googleが動画共有サイトYouTube上で公開しているAndroid Developersの公式チャンネルにて、「Android ICS Launch」というタイトルのライブ配信動画が掲載されていたことからわかった。ただし、現在はこのページのライブイベントは削除されている。

削除前の表示に従えばライブ配信は日本時間では12日午前2時開始の予定。

また、同日は韓国サムスン電子が米カリフォルニア州のサンディエゴでプレスカンファレンスを開催する。このイベントでは、Googleとサムスン電子が組んだ、何らかの製品が発表される見込みで、それは同社が公開しているティザー動画からも読み取れる。


多くのメディアの予測では、Googleブランドのスマートフォン「Nexus」シリーズの最新機種とみられている。この最新機種に次期バージョンであるIce Cream Sandwichが搭載され、同イベント中でその詳細も明かされるのではないか、と予想される。

なお、Ice Cream Sandwichでは、スマートフォン向けのAndroid 2.xと、タブレット向けのAndroid 3.xが統合される。一つのOSでより広範囲のディスプレイ解像度をサポートすることになり、現在のように2系統のバージョンが存在する複雑な状況が解消される見込みだ。

次期Nexus端末については、「GALAXY Nexus」という名称になるとの噂があり、ハイスペック端末になる可能性が高い。4.65インチの大型高精細有機ELディスプレイを採用し、米Texas Instruments製のOMAP 4460 デュアルコア1.2GHz駆動のプロセッサを搭載するものとみられている。ディスプレイの解像度は1,280×720で、Super AMOLED HDだ。さらに、表面はラウンドガラスに覆われるようだ。ラウンドガラスは手触り、持ちやすさという利点のほか、デザイン上のワンポイントにもなる。

内蔵ストレージ容量は32GB、ネットワークはHSPAに加え、LTEに対応、近距離無線通信規格NFC(Near Field Communication)のチップも搭載、カメラは背面に有効画素数約500万画素、前面に同130万画素のものを備え、背面メインカメラでは1080pのフルHD動画の撮影もサポートされるという。

ただし、Nexusフォンのスペックについては噂の域を出ておらず、信憑性は確かではない。加えて、Ice Cream Sandwichについても正確なところはわかっていない。それでも、11日のプレスカンファレンスは注目となる。

【情報元、参考リンク】
Android Developers YouTube Channnel
Boy Genius Report/Samsung Galaxy Nexus full specs revealed; Verizon Wireless exclusive

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