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パイオニア、Android端末等を使うフューチャースクールにデジタル教卓を提案。1クラス40人全員の生徒用端末と繋がる

デジタルネットワーク教卓の接続イメージ
学校教育向け電子黒板の販売などを手掛けるパイオニア・グループの企業、パイオニアソリューションズは12日、総務省と文部科学省が連携して取り組む「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」について、同社の電子黒板の標準機能を大幅に拡充し、極秘開発していたデジタルネットワーク教卓を提案したことを明らかにした。

新開発されたデジタル教卓は、1クラス40人の生徒全員の端末(AndroidタブレットやiPadなどが提案中)をコントロールする、教室における司令塔の役割を果たすもの。

まず、「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」の確認をすると、前者は総務省が進めるもので、今回、学校現場におけるICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の利活用を推進していく上で、情報通信技術面などにおける課題を抽出・分析するための実証実験に参加する学校が公募されていた。後者の「学びのイノベーション事業」は文部科学省が担当する事業で、やはり今回実証実験参加校が公募された。こちらは、教育現場におけるデジタル教科書・教材、情報端末等を利用した指導方法等に関する総合的な実証実験になる。

両事業とも連携できる部分があり、両省は実際に連携しての実証実験の実施と、これらの取り組みに関する提案の公募を行った。提案の提出期間は7月6日~8月8日までで、パイオニアソリューションズもデジタル教卓に関する提案をしている。

フューチャースクールでは生徒全員にタブレットなどのコンピュータ端末が配布されることが大きな目玉だが、その生徒用端末と連携するデジタル教卓の機能も重要になってくる。パイオニアソリューションズが提案する教卓は、無線LANを活用し、サーバー無しで40台の生徒用端末をつなぐことができる。

左図:デジタル教卓。右図:ネットワークディスプレイ接続イメージ

この教卓から生徒用端末に問題を配布したり、生徒からの回答を回収し、また生徒用端末にそれを提示したり、といったことが可能であり、教室及び授業におけるコントロールを集中的に行うことができる。さらに、電子黒板としての機能強化も図られたものになっている。

電子黒板に対して、生徒用端末から直接回答を送信・出力することができ、また、生徒全員分の回答を並べて表示し、比較検討することもできる。グループでの議論や様々なアイデアの検討などの際にも役に立つ。

電子黒板の新機能の利用イメージ。
生徒用端末から電子黒板に送られた画像を2画面から最大42画面まで画面に並べて表示できる。
生徒各自の考えや回答の違いを可視化し、比較検討する際に役に立つ。

他にもWindows PCとも無線LANもしくは有線で連携したり、と教室内におけるコンピュータ端末のネットワーク化が隅々まで図られている。

なお、デジタル教卓の正式な製品発売は今秋の予定。

【情報元、参考リンク】
パイオニアソリューションズ
総務省「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省「学びのイノベーション事業」に係る提案公募開始(PDF)

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