まず、spモードメールのWi-Fi対応だが、これまではメールの送受信時には3G回線への接続が必須だった。自宅などでAndroidスマートフォンを利用する場合、Wi-Fiを利用している方も多いと思う。しかし、この時にメールを送る必要ができた場合、面倒でもWi-Fiを一時的にオフにしてからでなければ送信することができなかった。これは受信も同様。この手間が解消されることになる。
ただし、新着メールの通知はFOMA経由になるので、FOMA圏外時にはWi-Fi利用時においてもメールの自動受信はできない（主導による送受信は可能）。
spモードメールのWi-Fi対応を利用するにはいくつかの設定が必要。
まずは2月1日午前9時以降に提供予定のspモードメールアプリのアップデートを行う。次にspモードのWi-Fi利用を設定する。最初にspモード各種設定サイトでWi-Fi利用、Wi-Fiオプションパスワードを設定し、次にspモードメールアプリ内のメール設定項目から先ほどサイトで設定したWi-Fiオプションパスワードを入力し、Wi-Fi接続確認を行う。詳しい方法は下記リンク先に記されているので参照して欲しい。
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/01/24_02.html?ref=nr_index
対応するスマートフォンはAndroid各機種で、具体的には「Xperia（SO-01B）」「LYNX SH-10B」「GALAXY S（SC-02B）」「GALAXY Tab（SC-01C）」「LYNX 3D SH-03C」「REGZA Phone T-01C」の計6機種。
次にspモード「公衆無線LANサービス」について紹介したい。
これはspモードのオプションサービスとして提供されるもので、月額使用料315円がかかる。Mzoneで提供されている全国3.200エリア、6,800アクセスポイントで公衆無線LANを利用できるようになる。
月額使用料が必要とは記したが、ドコモはすでに実施している「公衆無線LAN新規お申込み無料キャンペーン」にspモード「公衆無線LANサービス」も追加する。2011年2月1日（火曜）～4月30日（土曜）のキャンペーン期間中に申込むことで、月額使用料315円が1年間無料となる。
なお、spモード「公衆無線LANサービス」はspモードメールのWi-Fi対応機種として挙げた6機種に加えて「dynapocket T-01B」「T-01A」「SC-01B」もサポートする。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
