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旭硝子、スマートフォン向けカバーガラス市場に本格参入へ。化学強化ガラス「Dragontrail(ドラゴントレイル)」を販売開始

AGC(旭硝子株式会社、以下「AGC」)は20日、スマートフォン、タブレット端末及びPC、テレビなどの電子機器用のディスプレイを保護するカバーガラス市場の急激な需要増加に応えるため、化学強化用ガラス「Dragontrail(ドラゴントレイル)」の販売を全世界で開始することを発表した。同社は2012年に電子機器用の化学強化カバーガラス市場において売上高300億円以上を目指す。


米AppleのiPhone、各社のAndroid搭載端末などのスマートフォンやタブレットは基本的な操作をタッチパネルで行う。ディスプレイも多くの端末が4インチ前後と大きなサイズになっている。折りたたみ型のフィーチャーフォンの場合は端末を落とした場合でも、ディスプレイに直接傷が付く危険性は少ないものの、スマートフォンの場合はディスプレイがむき出しの為、落下や衝撃時に傷がつきやすい。また、場合によっては破損する可能性もある。そこで、一部の端末では化学的な強化ガラスが採用され、端末メーカーはそれを一つの特長としてPRしている。有名な製品としてCorning社の「Gorilla Glass(ゴリラガラス)」があり、2010年にはこの名前を耳にした方も多いと思う。

AGCはこの市場に本格参入する。

同社が投入するDragontrailはすでに市場実績のある化学強化用ガラスをもとに開発された。一般的に保護用のカバー材として使われているソーダライムガラスの6倍に相当する強度をもち、樹脂では得られない優れた耐傷性と高い質感を備えるようだ。また、鉛、ヒ素、アンチモンを一切使用しない環境にやさしい素材とされる。

Dragontrailは同社がTFT用ガラス基板等の製造によって培った電子用特殊ガラス製造技術を活かし、生産効率が高いフロート法で製造することによって急激に高まりつつある需要に応え、安定した供給を行うことも可能とされている。

対応する板厚は0.5~5.0mm以上まで。サイズは要望に応じて柔軟な対応ができるということだ。


【情報元、参考リンク】
旭硝子/プレスリリース(PDF)

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