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シャープ製Androidスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」、約5週間で18万8千台を販売

NTTドコモ向けのシャープ製スマートフォン「LYNX 3D SH-03C(リンクス3D)」の販売台数が1月11日の時点で約188,000台に達していることが明らかになっている。13日にNTTドコモが発表したSH-03Cの不具合報告の中で対象ユーザー数に触れられており、このことがわかった。

なお、発表された不具合についてはこちらの記事で確認して欲しい。緑色のFOMAカードを使っている場合に緊急通報ができないことがある、というものだ。

さて、本記事の本題である販売台数だが、この数字は実に素晴らしいセールス記録になる。

例えばNTTドコモが昨年4月1日に発売したソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia」の場合、5万件以上の事前予約を集め、発売から20日間で10万台を販売した。その後も好調なセールスが続き、発売から3ヶ月で約27万台を突破。4ヶ月で約35万台、6ヶ月で約46万台という流れだった。

Xperiaの記録は国内Androidスマートフォンとしては特筆すべきもので、昨年のAndroidプラットフォーム飛躍の立役者でもあった。

そして今回のSH-03Cの記録だ。発売日は昨年の12月3日。そして今年の1月11日時点で販売台数188,000台だ。わずか5週間程度の期間でこれだけの数を売ったことになる。しかも、SH-03Cは初週こそ調査会社Gfk Japan調べによる携帯電話販売ランキングのトップを飾ったものの、翌週には3位、翌々週には4位に下がっている。それでもこれだけの数を販売しているということは、12月の販売ランキングでより上位にいた機種も同様に多くの数が出ていることになる。

1月9日に開催されたAndroidのイベント「Android Bazaar and Conference 2011 Winter」で講演を行ったNTTドコモのスマートフォン事業推進室アプリケーション企画担当部長を務める山下哲也氏はこの冬のAndroidスマートフォンの販売台数は記録的なものだったと語っていた。山下氏は昨年4月から10月までの数字に匹敵する数を11月から12月の僅かな1ヶ月程度の期間で達成してしまったと述べている。しかも、NTTドコモは当初2010年度のスマートフォン販売台数目標を100万台としていたが、現実にはその倍の数を達成する勢いになっているということだ。

それを考えれば、SH-03Cが188,000台の販売台数を5週間程度で達成していることも納得できるところだろう。

また、SH-03C以外の機種も素晴らしいセールスを記録していることがほぼ確実になった。同じドコモ向けの「REGZA Phone T-01C」「GALAXY S」もAndroidユーザーを劇的に増やす役目を果たしているはずだ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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