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パナソニック、2011年前半にAndroidスマートフォン投入予定と発表

パナソニック モバイルコミュニケーションズは16日、2010年度下期の製品説明会を開催し、2011年前半にAndroid OSを採用したスマートフォンをリリースする予定があることを明らかにした。同日の説明会についてSankeiBiz、ケータイ Watchなどが報じた。ケータイ Watchの報道によれば、説明会において同社代表取締役社長を務める脇治氏は「LUMIX Phone、VIERAケータイのような機種をAndroidで投入しながら、(先行する他社を)キャッチアップしたい」と語っている。国内市場では2011年前半、海外市場向けには2012年前半までにAndroidスマートフォンを投入する計画だという。

また、同社のスマートフォンの特長には、やはり電機メーカーとして様々な製品との連携を図った機能が盛り込まれる可能性が高いようだ。例えば「AV融合」「生活サポート」などをテーマに、グループ内のAV製品や家電製品との連携として「モバイルハウスキーパー」「モバイルビューワー」といったコンセプトが考えられている模様。連携の形がソフトウェアの奥深くと絡む形での導入になるのか、後からでも追加・更新がしやすいようなアプリの形が採られるのかなどはわからない。さらに、同社はおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信など国内のフィーチャーフォンで定番とされる機能の導入を示唆する発言もしている。

気になる今後のラインナップ構成だが、早い段階で過半数をスマートフォンにする方針のようだ。同社は市場全体が2013年にはスマートフォンが過半数に達するとの前提に立ち、方針を決めた模様。それを見越し、パナソニックは1年前倒しした形で2012年のラインナップ構成で、半数以上をスマートフォンに振り分ける計画だという。

シャープ、富士通東芝に続きパナソニックからもAndroidスマートフォンが投入されるとなれば、2011年前半、すなわち、半年程度先にはより魅力的なラインナップが揃うことになりそうだ。先行する海外メーカー製のグローバル・スマートフォン、国内メーカーの端末、選択肢は今以上に増えてくるだろう。

【情報元、参考リンク】
SankeiBiz/パナソニック、来年前半にスマホを国内投入
ケータイ Watch/パナソニック、2011年前半にAndroidスマートフォン投入へ
パナソニック モバイルコミュニケーションズ

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