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京セラ、CEATEC JAPAN 2010出展内容を発表。Androidスマートフォン「ZIO」を展示

京セラは5日から9日の予定で開催されるIT・エレクトロニクス展「CEATEC JAPAN 2010」への出展内容を発表した。高信頼性ファインセラミック部品、加飾材料(「京都オパール」など)、通信関連、太陽電池など様々な技術分野の展示を行うが、通信関連ではスマートフォンも用意している。同社初のAndroid搭載スマートフォンである「ZIO(ザイオ)」だ。

ZIOは北米向けモデルとして開発されたスマートフォンであり、8月より米国での販売が開始されている。ZIOはこの冬に日本でもau向けモデルとして「IS05」の型番でデビューするとの噂があり、これまで以上に注目が集まっている。

ZIOは薄型軽量で手頃な価格帯のスマートフォンとして開発されており、決してハイスペックというわけではないものの、非常に手堅くまとまったモデルになる。筆者もデモ機を触ったことがあるが、何より軽いことに驚いたことが印象に残っている。重さは僅か105gで、体感的にも軽く感じる。サイズについては116×58.6×12.2mmと、特別小型というわけではないが、重さの印象が強く残るため、どうしてもコンパクトなイメージとなる。

Wi-Fi、Bluetooth、加速度センサー、GPSなどのAndroidスマートフォンとしての標準的仕様は基本的に満たしており、入力装置としてトラックボールも搭載されている。カメラの有効画素数は320万画素。

本当に「IS05」として日本デビューするのであれば、低価格で提供される可能性が高く、手に取りやすい手頃な端末になるかもしれない。




なお、京セラがCEATECに出展する主な見所展示物は以下の通り。その他にも多数出展されるので、全て確認されたい方は参考リンクに記したページでチェックして欲しい。

高信頼性ファインセラミック部品
高い信頼性で、金星探査機「あかつき」や深海の水圧にも耐える耐圧容器など、極限環境で使用されているファインセラミック部品を紹介。

加飾材料(「京都オパール」など)
独自の宝石合成技術・結晶育成技術により、宝石の神秘的な輝きを再現。民生用製品の加飾材料や光輝材料としての幅広い展開例を紹介。

通信関連
インフラから端末まで、進化を続ける通信ネットワークをグローバルで支える京セラの各種技術・製品や最新携帯電話をラインアップ。北米で展開中のスマートフォン「ZioTM」や新しいコミュニケーションスタイルを提案するコンセプトモデルなども紹介。

太陽電池
トヨタ自動車製プレジャーボートやプリウスにオプション搭載された太陽電池や、様々な形の屋根に効率的に搭載できる住宅用太陽光発電システム「SAMURAI」の展示などを通じて、京セラの太陽光発電の品質と信頼性の高さを紹介。

※記事中に掲載した写真はワイヤレスジャパン2010で出展されていたもの

【情報元、参考リンク】
京セラ/CEATEC JAPAN 2010 スペシャルサイト
CEATEC JAPAN 2010/京セラ初 北米向けAndroid?OS搭載のスマートフォン「ZIO」を紹介

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