VISA、スマートフォンや携帯電話向けの本人認証サービスを提供へ。ケータイからの通販セキュリティを強化

VISAは26日、スマートフォンや一般の携帯電話端末向けに本人認証サービスを導入することを発表した。これは同社にとって世界初の対応で、日本が他国に先駆けて導入される。理由は明確で、日本では携帯電話を使ってのECサイトの利用者が多いためだ。

対象端末はNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの一般的な携帯電話端末（フィーチャーフォン）の他、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンになる。

これらの端末のブラウザからの利用において、VISAの本人認証サービスを導入したECサイトで買い物を行う場合、クレジットカードの認証セキュリティが強化される。サービスの提供開始時期は10月の予定だ。

このサービスを導入したECサイトにおいて、VISAのクレジットカードを使って買い物をする場合の手順は下記のようになる。

(1) ECサイトのユーザー情報を入力してログイン
(2) 商品をカートに入れて購入手順を進める
(3) クレジットカード番号などの情報を入力
(4) VISAの本人認証チェック
(5) 購入手続き終了

【情報元、参考リンク】
VISA/プレスリリース