【せう先生のスマホ講座】第63回:「Mobile World Congress 2017」では何が出た?(その1)

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GAPSISをご覧の皆さん、「せう」です。「Mobile World Congress(MWC) 2017」が終了しました。期日に合わせて発表会を行った一部メーカーでは若干のトラブルがあったようですが、全体としては無事終わったようです。

<▲図:次回(2018年)は2月26日から3月1日までだそうです>

さて、前回の記事ではMWC 2017で主要なスマートフォンメーカーが何を発表するのか予想してみました。その答え合わせという名目で、発表内容のまとめを2回に分けてお届けしたいと思います。

■ソニーモバイルコミュニケーションズ

<▲図:HDR(ハイダイナミックレンジ)対応を果たした4Kスマホ「Xperia XZ Premium」>

ソニーモバイルコミュニケーションズは、昨年の「MWC 2016」で発表した「Xperia」の新シリーズである「Xperia X」の新モデルを4機種発表しました。

1つは、世界初の4K(3840×2160ドット)ディスプレイを搭載した「Xperia Z5 Premium」の後継機種で、2016年9月に発表された「Xperia XZ」のプレミアムモデルという位置づけの「Xperia XZ Premium」です。

Xperia XZ Premiumは、先代では対応していなかったHDR(ハイダイナミックレンジ)動画の再生に対応しています。コンテンツ的には、「Netflix」や「Amazon Videos」がこの機種を含むスマホ向けのHDR配信を行う予定になっています。また、Qualcommの新チップ「Snapdragon 835」を採用し、LTE-Advancedにおいて下り最大1Gbps(理論値)の通信を実現しています。ついでにUSB Type-C端子がUSB 3.1 Gen1準拠になり、外部とのデータのやりとり速度を向上しています。

さらに、アウトカメラに「Motion Eye」(懐かしい……)システムを導入して、主に動画撮影機能を大幅に強化。最大で960フレーム/秒のスーパースローモーション撮影や、4フレーム分の動画をバッファーする先読み撮影機能を新搭載しました。

<▲図:Xperia XZのマイナーチェンジモデル「Xperia XZs」>

また、Xperia XZのマイナーチェンジモデル「Xperia XZs」も登場しました。

基本的なスペックはXZと同じですが、アウトカメラをXZ Premiumと同じMotion Eyeに変更し、メインメモリーを4GBに増量しています。

<▲図:ミドルレンジの大画面モデル「Xperia XA1 Ultra」>

<▲図:ミドルレンジの通常モデル「Xperia XA1」>

日本では発売されていないミドルレンジモデルも刷新され、「Xperia XA1 Ultra」と「Xperia XA1」となりました。主な強化ポイントはアウトカメラです。約2300万画素センサーになりました。また、外部接続端子がUSB 2.0 Type-Cになりました。

<▲図:Xperia Projectorは「Xperia Touch」として製品化!>

Xperiaスマートプロダクトからは、MWC 2016やIFA 2016で参考出展されていた単焦点スマートプロジェクター「Xperia Projector」が「Xperia Touch」と名称変更して製品化されることになりました。OSはIFA 2016の際に公表された通りAndroidで、Google Playのアプリも楽しめます。また、「PlayStation 4」のリモートプレイ機能にも対応しています。

その他のスマートプロダクトについては、「Xperia Ear」の新コンセプトモデル「Xperia Ear Open-style」が登場したほか、引き続き「Xperia Agent」も出品されました。残念ながら「Xperia Eye」の姿はなく……orz


■サムスン電子

「Galaxy Note7」の問題から、「Galaxy S8」シリーズの発表が延期となったサムスン電子。その代わりに発表されたのは、「Galaxy Tab S3」と「Galaxy Book」でした。

<▲図:MWC 2017では「Galaxy Tab S3」が発表された>

<▲図:「Galaxy Book」>

Galaxy Tab S3は名前の通り「Galaxy Tab S」シリーズの最新モデルで、AKGのクアッドスピーカー(左右それぞれ2つずつのスピーカー)をシリーズ初搭載しました。また、Galaxy Noteシリーズではお馴染みの「Sペン」による操作にも対応しています。

Galaxy Bookは第7世代Intel Coreプロセッサー(Kaby Lake)を搭載するWindowsタブレット(デタッチャブル2in1)です。こちらもSペンを搭載していて、Androidスマホ・タブレットと同等の機能をWindows 10に移植するという気合いの入りぶりです。

問題は、これらが日本で発売されるかです。前者はキャリアから出てきそうですが、後者は日本ではサムスンPCの販路がないので厳しいかもしれません。

<▲図:Galaxy S8は3月29日に……?>

で、肝心のGalaxy S8(だと思われる新Galaxyスマホ)ですが、米国東海岸時間で3月29日11時から開催予定の新機種発表会で披露されるものと思われます。日本時間だと3月28日21時ぐらいからでしょうか。

このシルエットからは、どんなスマホが出てくるのかは分かりませんが、とりあえず楽しみですね。


記事執筆者プロフィール
せう
ブログ:せうの日記、Twitter:@shoinoue

静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。

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