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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第19回:海外でも話題の6.4インチ ファブレット、Xperia Z Ultraのレビュー

Xperia Z Ultra
2013年6月25日(中国上海時間)にソニーモバイルコミュニケーションズが発表した「Xperia Z Ultra」。EXPANSYSでは国内での正式リリースに先駆け、7月29日より販売を開始している。

わずか6.5mmの薄さでありながら、6.4インチディスプレイ、また世界初のフルHDディスプレイ搭載の防水対応機種ということで、その斬新なスペックで国内外で話題を集めている同機種。ソニーの高画質技術X-Realityを搭載しているため、そのディスプレイは高画質だ。国内未発売の機種であるだけに日本のユーザーからのニーズも高く、現在EXPANSYSでもXperia Z Ultraの注文が相次ぎ殺到している。

今回は、これからXperia Z Ultraの購入を検討される方に、Xperia Z Ultraの基本情報や機能についての詳細をご紹介したい。

Xperia Z Ultraのスペックの詳細確認はこちら
Sony Xperia Z Ultraの商品ページ 


●気になる日本語対応

日本語対応については、日本未発売の機種ということで不安に感じることも多いだろう。しかし、Xperia Z Ultraは日本語ロケール搭載機種である。設定画面からすぐに日本語を設定することが可能なため、設定に手間取る心配もない。

※香港版を用いて検証。バージョンによって異なる可能性があります。もし日本語ロケールが搭載されていない場合でも、以下のアプリをGoogle Playで入手すれば、手軽に設定頂けます。

・日本語入力を設定するアプリはこちら→Google Japanese
・メニューを日本語表示させたい方はこちら→Morelocale 2

日本語を設定後のキーボード画面。

上図からわかるように、Xperia Z Ultraは6.4インチの大きなディスプレイのため、日本語も英数字も非常に楽に入力することができる。そのため、ビジネスユースでの情報収集やリサーチにも大いに活用できそうだ。


●縦にも横にも快適! 自由自在なディスプレイ

6.4インチディスプレイの大きな魅力は、縦にも横にも、自在に利用できる余裕があることだ。まるでPCのような感覚でホーム画面をカスタマイズすることができる。6.4インチのディスプレイサイズでは、片手持ちが厳しいと感じる方は、ディスプレイを横にすることで快適に利用できる。女性にもおすすめできる一台だ。

ディスプレイを横にすると、主要アプリが横一列に並ぶ。
PCのホーム画面のように自在にカスタマイズが可能だ。

プリインストールされているアプリのタイトル数は多いが、アプリタイトルの一覧も非常に見やすい。

インターネットの閲覧も、PC版のサイトで問題なく閲覧が可能だ。
画面を何度もスクロールせずとも、多くの情報に触れることができるのは大きな魅力だ。


●電子書籍も快適!

Xperia Z Ultraの特徴の一つは、ディスプレイの大きさから電子書籍の扱いにも適していることだ。ホーム画面には、Reader Storeというソニーの電子書籍マーケットアプリがあらかじめプリセットされている。

小説からAERAのような雑誌、ビジネス書まで幅広いジャンルの電子書籍が購読可能だ。右図はeBookJapanによるebiReaderというアプリ。Google Playよりダウンロードが可能だ。試し読みも可能なため、電子書籍初心者の方にもおすすめのアプリだ。


このように、ディスプレイに対し、大きすぎず、かといって小さすぎない適度なフォントサイズで電子書籍を堪能できる。通勤途中の電車の中などでも活用できそうだ。わずか6.5ミリの薄さで電子書籍にまで対応したスマートフォンはこれまでなかったため、非常に画期的だ。


週刊東洋経済などのタイトルも購読可能だ。


●安心のバッテリー容量! 外出先でも1日中安心!

ディスプレイサイズが大きく、高画質、かつ電子書籍を堪能できるとはいえ、バッテリー稼働時間に不安を抱く人もいることだろう。その点は、心配御無用だ。Xperia Z Ultraは、バッテリー容量が3000 mAhと大きく、スマートフォンとしては非常にバッテリーの持ちが良い設計になっている。

更に、以前もXperiaシリーズについての記事でご紹介してはいるが、Xperia Z Ultraにもスタミナモードが搭載されている。スタミナモードをオンにすると、操作時以外は自動的に電源がオフになり、バッテリーが温存されるようになる。スタミナモードをオンにしていても、ソーシャルメディアからのメッセージやメールの受信など、通知が必要なものを予め設定しておくことが可能だ。スタミナモードの利用により、バッテリー稼動時間は4倍になるとソニーは公表している。


●ビジネス向けアプリも最大限活用可能!

Xperia Z Ultraでは、そのディスプレイサイズと鮮明な画像ゆえ、Google Playで配信されているビジネス向けアプリが非常に快適に活用できるようになっている。その代表例が、Office SuiteとFile Commanderだ(いずれもホーム画面にショートカットがプリセットされている)。

パワーポイント、エクセル、ワードの利用が可能になるOffice Suiteでは、6.4インチディスプレイだからこそ、画面上でのタイプミスや操作ミスに気を捕らわれることなく、快適に操作ができるようになっている。

同様に、File Commanderでも、Xperia Z Ultraのディスプレイでは、ファイルの管理が非常に容易になっており、10インチ以上のPC上で操作をするのと何ら変わらない感覚での操作が可能だ。

Office SuiteをXperia Z Ultraで起動。エクセル、ワード、パワーポイントのファイルを一括管理でき、
一目でドキュメントの保存状況なども確認可能だ。

File Commanderの画面。

File Commanderを横画面で表示。
まるでPCのような感覚で、ディスプレイ上で一括でファイルの整理・管理が可能だ。

このほか、Evernoteなどもプリインされており、ビジネスユース/プライベートでの利用を問わず、ドキュメントの整理・管理を効率的に行いたい方には強くお勧めできる一台だ。


●ベンチマークは?

実際のところ、Xperia Z Ultraはどのくらいハイスペックなのだろう? 冒頭でも述べたとおり、Xperia Z Ultraはわずか6.5ミリの薄さでありながら、6.4インチディスプレイ、また世界初のフルHDディスプレイ搭載の防水対応機種である。そのほか、2.2 GHzクアッドコアCPUのクアルコム・スナップドラゴン800プロセッサーを搭載。バッテリー容量は3000 mAhと、ハイスペック機種であることは間違いない。しかしながら、それだけでは他の機種と比較しづらいと感じる方も多いだろう。

以下、弊社スタッフが複数のBenchmarkアプリで比較を行ってみた。いずれもチャートのトップに表示されているのがXperia Z Ultraのデータだ。

Quadrantでのベンチマーク結果

安兎兎でのベンチマーク結果


●購入前にもっと写真・動画を確認したい方へ

弊社のFacebookページでもXperia Z Ultraの写真を公開中だ。そのほか、Sony Xperia のYoutubeページにも動画が公開されているので、購入を検討中の方はチェックしてみるといいだろう。

YouTubeにおけるSony Xperiaのチャンネル

今夏話題のフラグシップモデル、ぜひEXPANSYSで購入を検討頂きたい。

→ Sony Xperia Z Ultraの商品ページ


記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan
Facebook:EXPANSYS Japan

EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!

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