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ソニー、Android 4.0搭載ウォークマン「Walkman F800」などシリーズ新商品を発表

Walkman F800
ソニーは18日、携帯音楽プレイヤー「Walkman(ウォークマン)」シリーズの新商品を複数発表した。Android(アンドロイド) 4.0を搭載し、アプリやインターネットを利用することもできるタッチ操作タイプの「Walkman F800」、Bluetoothヘッドフォンが同梱される「Walkman S770BT」、デジタルノイズキャンセリング機能などを搭載しクリアなサウンドを楽しめる「Walkman E570」、36時間の長時間再生が可能な「Walkman E470」だ。

それぞれカラーやストレージ容量別など複数の型番が用意されるシリーズ商品となっている。また、全機種ともソニーの音楽配信サービス「Music Unlimited」に対応する。

ここではF800シリーズについて概要を紹介していきたい。

F800シリーズにはストレージ容量別に3つのモデルが用意される。8GBの「NWZ-F804」、16GBの「NWZ-F805」、32GBの「NWZ-F806」だ。数多くの楽曲をストックしておきたいユーザーの場合は32GBモデルの一択になるかもしれないが、普段よく聴く曲を適度な数入れておくだけで良い、という場合には8GBモデルでも十分だろう。

仮に128kbpsで1曲あたり4分と考えて概算した場合、8GBモデルで約1300曲、16GBモデルで約3300曲、32GBモデルで約7300曲入ると紹介されている。しかし、現実には音楽データのほか、アプリの追加や動画データを入れる可能性もあり、音楽データに割ける容量は減るはずだ。あくまでも目安と捉えたい。

対応するオーディオフォーマットはMP3、WMA(Non-DRM)、AAC-LC(Non-DRM)、HE-AAC、Linear PCM、FLACで、動画はMPEG4、AVC(H.264/AVC)、WMV9(Non-DRM)。内蔵バッテリーでの連続駆動時間は音楽再生で約20時間、動画再生で約4.5時間だ。バッテリーをフル充電するのに掛かる時間は約4時間となっている。サウンド関連の性能では、デジタルアンプ「S-Master MX」の搭載している点も魅力。原音に忠実な再生を実現してくれる。他にも5つのクリアオーディオテクノロジーを採用し、xLOUD技術にも対応する。

また、FMラジオも搭載しているので、音楽や動画を楽しむほかラジオを利用することもできる。

Walkman F800シリーズ

注目すべきはOSにAndroid 4.0を採用し、3.5インチのマルチタッチ対応TFT液晶ディスプレイ(解像度は800×480)を搭載したAndroid端末でもあるという点だ。プロセッサにはNVIDIA Tegra 2を採用する。携帯電話回線には非対応だが、Wi-Fi(無線LAN)を搭載しているので、インターネット利用も可能。さらに、Google Playストアへのアクセスも可能なので、アプリを後から追加することもできる。GPSも利用できる。

本体のサイズは約114.5×57×8.9mmで、重さは約100g。ヘッドフォン(MDR-EX0300E)が同梱される。もちろんF800シリーズもBluetoothに対応しているので、市販のBluetoothヘッドセットの利用も可能だ。

ウォークマンの新シリーズは欧州で18日より販売開始となる。

Walkman F800シリーズの利用イメージ

Walkman S770BTシリーズ

 Walkman E570シリーズ。

Walkman E570シリーズの利用イメージ

左:Walkman E470シリーズ。右:E473Kにはポータブルスピーカードックが付属。

【情報元、参考リンク】
SONY/プレスリリース

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