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auにもXperia acro HDが登場。IS12Sとしてリリースへ。4.3インチHD液晶、デュアルコアCPU、国内定番機能に加え防水性能も

KDDIは16日、都内で新商品発表会を開催し、Android(アンドロイド)スマートフォン新商品を5機種発表した。その中の一つがソニー・エリクソン製の「Xperia acro HD」(IS12S)だ。ソニー・エリクソンは旧モデルである「Xperia acro」もNTTドコモとKDDIの2社に対して供給しているが、後継機種にあたるXperia acro HDも同様に2社へ提供する。


NTTドコモ向けの「Xperia acro HD」(SO-03D)と基本仕様は同じで、OSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)、ディスプレイは約4.3インチのHD Reality Displayで、解像度は「HD」の名を冠する通り、1280×720。プロセッサには米Qualcomm製MSM8260(デュアルコア1.5GHz)を採用し、内蔵メモリは1GB RAM、16GB ROMとなっている。

ROMが16GBである点もXperia acro HDの魅力の一つで、様々なアプリやコンテンツを気軽にダウンロードできる。もちろん、外部メモリとして最大32GBまでサポートするmicroSD/microSDHCカードスロットも搭載する。

ディスプレイは解像度が高くなったことで美しさを増し、さらに同社製端末ではお馴染みの「モバイルブラビアエンジン」も搭載する。これにより、動画コンテンツをクッキリと鮮やかに再現することができる。

さらに、定評あるソニー製裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用した有効画素数約1210万画素のメインカメラも魅力だ。Exmor R for mobileは薄暗い場所でも高感度、低ノイズで写真・動画を撮影することのできるCMOSセンサーで、高い評価を受けている。その上で有効画素数がXperia acro HD搭載品では大きなものとなっている。

スリープモード状態から高速で写真撮影に移ることのできる機能や、写真の撮影間隔の短縮も嬉しい。わずか約0.5秒の間隔で写真を撮ることが可能だ。背面に設置されるメインカメラのほか、前面には有効画素数約130万画素のインカメラも搭載する。

そして、「Xperia」シリーズにおいて唯一国内定番機能をサポートする「acro」ならではのおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信への対応も継続して取り入れられている。それに加えて、Xperia acro HDでは防水性能も搭載した。お風呂やキッチンなどの水回り、アウトドアでの使用などもある程度安心してできるようになった。

他にもHDMI出力への対応や、最新の日本語入力システム「POBox Touch 5.0」の搭載、進化した音楽再生プレイヤー、ソニー製液晶テレビ「ブラビア」との連携機能である「ブラリアリンク」機能を利用してのテレビの操作、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が展開するライセンスプログラム「PlayStation Certified」の取得によってSCEが運営するストア「PlayStaion Store」で配信されるゲームコンテンツの利用が可能など、様々な機能や特徴を備える。

バッテリー容量が大きい点もユーザーには嬉しい改善点で、容量は1,840mAhだ。

端末のサイズは約126×66×11.9mmで、重さは約149g。カラーラインナップはRouge(ルージュ)、White(ホワイト)、Black(ブラック)の3色展開となっている。

発売時期は3月中旬以降の予定。

UPDATE
デモ機のファーストインプレッション記事を公開しました。
au向けXperia acro HD(IS12S)のデモ機ファーストインプレッション

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
ソニー・エリクソン/プレスリリース

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