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イーロン・マスク率いるSpaceXが米国で800MHz帯取得。Starlink Mobileは衛星と地上、両方の通信を自ら手掛ける初の事業者へ

イーロン・マスク氏が率いる米SpaceXは米国時間8日(日本時間9日)、米投資会社Grain Managementから米国における800MHz帯の周波数の利用権を取得する契約を締結したと発表した。

<▲画像:人口衛星を打ち上げ、衛星通信サービスを展開しているSpaceX>

SpaceXは日本も含む各国で衛星通信サービス網を構築し、サービスを提供中だが、ついに地上基地局による通信サービスにも参入する。結果、衛星と地上の両方で自ら通信サービスを手掛ける事業者としては初の事例となる。

Grain Managementは通信インフラに特化した投資会社で、全米規模の800MHz帯の周波数利用権を保有している。この権利は今夏、同社が米通信会社T-Mobileから取得したばかりだが、間を置かずにSpaceXに売却する。

Grain ManagementがT-Mobileから800MHz帯の利用権を取得した際は、約29億ドルに加えて、保有していた600MHz帯の周波数利用権を提供している。その800MHz帯をSpaceXには約80億ドルで売却したとみられている。そのため、短期間で大きな利益を得たと推測される。

SpaceXは取得した800MHz帯を通信事業Starlink Mobileで活用し、米国のビッグ3に挑む。AT&T、Verizon、T-Mobileだ。

大手3キャリアにとっては厄介な競合が誕生することになるが、一般ユーザーにとっては価格破壊、既存のサービス/料金プランからは考えられないほど魅力的なサービスが新たに誕生する可能性もあり、大きなメリットと言えるだろうし、間違いなく注目すべき動きだろう。

なお、実際の800MHz帯の取得についてはFCCの最終承認を得てからとなるため、まだ完全に決定したわけではない。

情報元、参考リンク
SpaceX/プレスリリース

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