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| <▲画像:「AQUOS sense10」> | 
家電量販店、各種通販サイトなどで取り扱われるSIMフリーモデル(オープンマーケット版)の他、通信キャリアからも販売される。NTTドコモ(以下、ドコモ)、au、ソフトバンク、楽天モバイルと、4つのキャリア全てが取り扱う。さらに格安SIMでは少なくとも本記事執筆時点ではJ:COMが取り扱うことが公表されており、他の事業者でも順次販売されるだろう。
AQUOS sense10の価格は販売事業者によって異なるが、シャープの直販ストアではメモリ6GB、ストレージ容量128GBのモデルは62,700円(税込、以下同)、8GB/256GBモデルは69,300円となっている。通信キャリアでは楽天モバイルの価格設定が最も安く、6GB/128GBモデルが59,900円、8GB/256GBモデルが65,890円だ。
また、通信キャリアはドコモ、au、ソフトバンクは6GB/128GBモデルのみだが、楽天モバイルのみ8GB/256GBモデルも取り扱う。
そして今回、シャープはAQUOS sense10の発売を記念し、5,000円相当を還元するキャンペーンを実施する。11月13日から2026年1月15日までの間に購入し、キャンペーンに応募するなどの条件で、5,000円のキャッシュバックか、相当するポイントを進呈してくれる。購入予定の方は忘れずに応募しよう。
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さて、そのAQUOS sense10だが、カラーバリエーションはデニムネイビー、カーキグリーン、ペールピンク、ペールミント、フルブラック、ライトシルバーの6色。
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| <▲画像:「AQUOS sense10」のカラーバリエーション。上段左から「デニムブルー」「カーキグリーン」「ペールピンク」、下段左から「ペールミント」「フルブラック」「ライトシルバー」> | 
今回のAQUOS sense10には「Snapdragon 7s Gen 3」が搭載されている。旧機種の「AQUOS sense9」には前世代の「Snapdargon 7s Gen 2」が採用されているが、新世代ではCPU性能が約20%、GPU性能が約40%、AI性能が約30%向上と、大幅な進化を遂げている。その恩恵をAQUOS sense10は受けており、ミドルレンジ製品ながら、日常用途はもちろん一般的な多くのゲームアプリにおいてもストレスのないパフォーマンスを提供してくれるだろう。
メモリとストレージはモデルによって異なり、メモリ6GB、ストレージ128GBのモデルと、メモリ8GB、ストレージ256GBのモデルの2種類がラインナップされている。
ディスプレイはシャープの「Pro IGZO OLED」(有機EL)で、約6.1インチ、2,340 x 1,080ドット、リフレッシュレートは120Hzでの自動制御(※実際には最大240Hz相当。1秒間に実フレームが120、ブラックフレームが120、これにより非常に滑らかな表示が可能)、輝度は全白輝度で1,500nit対応と、とても優れた描画性能を誇る。
さらに今回のAQUOS sense10では音にもこだわりがあり、AQUOS senseシリーズとしては初の試みとして、上下にスピーカーBOXを配置している。AQUOS sense9との比較では、体感音圧が約25%、音楽再生時の低音域の音圧が約85%増えているという。この恩恵は音楽や動画鑑賞、ゲームプレイ時だけでなく、スピーカーホンで会話する際にもあるだろう。
また、通話といえばAIを活用して喋っているときの声をクリアにする「Vocalist」と名付けた新機能を搭載している。自分の声を事前に登録しておくと、通話時に自分の声以外の音をAIが識別してカットし、通話相手には自分の声だけをクリアに届けることができるという。普段、電話をする時に自分の声が聞こえにくいと相手に言われたことのある方、周りがガヤガヤしていたりうるさいシーンに遭遇する機会がある場合には役立ちそうだ。
AIはもちろんカメラにも積極活用されていて、不要な影を自動で消去できる機能だったり、ガラスなどの反射を軽減する機能だったりと、可能なら修正したいと思いそうなときに役立つ機能が色々と搭載されている。カメラのシステム自体はハイエンドモデルである「AQUOS R10」と同等となり、ズームやナイトモードで撮影する際のディテール感や階調感も向上しているという。
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| <▲画像:ガラスへの写り込みを軽減する「ショーケースモード」や夜間撮影でのディテール感改善など> | 
リアのカメラの構成としては約5,030万画素の標準カメラ(光学式手ブレ補正対応)、約5,030万画素の広角カメラによるデュアルカメラで、フロントは約3,200万画素のシングルカメラとなっている。
モバイル通信は勿論5Gまで対応し、Wi-FiはWi-Fi6までサポートしている(具体的には、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠)。Bluetoothは5.2対応だ。SIMは、nanoSIMとeSIMのデュアル対応となっている。
バッテリー容量は5,000mAh。
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| <▲画像:「AQUOS sense10」の基本スペック表> | 
AQUOS sense10のボディは防水・防塵、耐衝撃性能も持つ。生体認証は顔認証と指紋認証に対応し、その他の機能として「おサイフケータイ」対応、外部ストレージとしてmicroSDカードにも対応する。





